FASHION DICTIONARY



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「 れ 」
【 レイヤード・カット (layered cut) 】
レイヤードは、「層にした」という意味で、層状に少しずつ段差をつけたカットの方法をいう。俗に「段カット」とよばれる。サーファー・カットやショート・レイヤー、レイヤー・ボブなどが代表的。
レイヤード・カット
【 レイヤード・ルック (layered look) 】
レイヤードは、「積み重ねる」の意味で、重ね着ファッションのことをいう。'60年代の後半から流行したもので、シャツの上にシャツを重ねて着たり、半袖の下に長袖のものを着て、中の衣服との配色効果をねらった着方、または透ける効果をファッショナブルに生かしたものなどがある。
【 レイン・シューズ (rain shoes) 】
雨靴(あまぐつ)の総称で、欧米ではレイン・ブーツとよぶことが多い。ゴム、ビニール、防水布など水に強い素材が使われ、足が濡れないようにブーツ形式となったものが多く見られる。いわゆる「ゴム長」のほか、アンクル・ブーツ型のものなどがある。
【 レインコート (raincoat) 】
雨外套(あまがいとう)。風雨から身を守るために考えられたコートの総称。狭義には防水加工を施したもののみをこう呼ぶ。現在では雨天だけを対象にしたコートという考え方は少なくなっており、トップコートやトレンチ・コートがその役を果たしている。特に典型的なレインコートは防水加工地でつくられたステンカラー・コート型のもので、これをレイン・ダスターなどとよんでいる。なおレインコートという名称が一般化したのは'10年代のこと。
【 レオパード (leopard) 】
食肉目ネコ科。ヒョウ。正しくはレパードと発音する。アジア、アフリカに生息する。短毛で、毛並が平らで光沢があり、しなやか。色は黄みがかった地に、不規則な黒い円形の模様がある。色と模様はさまざまで、コートなどのほか、敷物にも使用され、最高級品とされる。
現在、ワシントン条約で捕獲禁止となっている。
【 レギンス (leggings) 】
本来は乳幼児が冬に用いる足先まですっぽりと包み込む形になったニット製ののパンツをいう。足先を袋状に縫ったものや、野球などのユニフォームに使うアンダー・ソックスのような底の抜けた形になり、共地あるいは紐で土踏まずの部分にひっかけて留めるようになっているものもある。また、くるぶしから膝上くらいまでの軍隊用革ゲートルや、これに似たデザインのジャージー製フットウェアもこうよばれる。
【 レクタンギュラー・ネックライン (rectangular neckline) 】
レクタンギュラーとは「長方形の」という意味で、スクエア・ネックラインの一種。正方形のネックラインではなく、横長・縦長などの長方形をいう。
【 レゲエ・ファッション (reggae fashion) 】
レゲエは’60年代にジャマイカで生まれた大衆音楽。カリプソなどを基に発展した独特のリズムをもつ音楽で、アフリカ回帰指向(ラスタファリズム)を歌に盛り込んだ一種のプロテスト・ソングで人気を博したボブ・マーリーの名とともに知られる。これらのレゲエ・ミュージシャンや、その愛好家たちの間に見られる独特のファッションが、「クラブ・キッズ」とよばれる若者たちに圧倒的な人気でリバイバルしている。ラスタ・カラー(赤、緑、黄の3色)やラスタ・ヘア(ドレッドヘア)がその代表的存在。
【 レコード・バッグ (record bag) 】
レコードを何枚も入れて持ち運ぶためにつくられたリュックサック型の大きなバッグ。(もともとはDJディスクジョッキー)たちが使っていたもので、DJバッグともよばれる。DJブームとリュックの人気から、一般に流行するようになり、スクールガール・ルックなどのストリート・ファッションの主要アイテムとして愛好されている。
【 レザー・ジャケット (leather jacket) 】
皮革でつくられた上着類の総称。狭義には哺乳動物(ほにゅうどうぶつ)のなめし革(特に表革)を用いたものをいうが、広義には全ての動物の革、スエードも含む。通称、革ジャンといわれるブルゾン型からハーフ・コート型まで、その種類と変化の幅は広い。
【 レザー・メッシュ (leather mesh) 】
メッシュは「網」の意で、細い革紐を網のように編んだもの。畳表を編む機械を改良してはじめたことから、その主要産地である広島、四国地方に生産が片寄っている。編み方は平織(ひらおり)、綾織(あやおり)、変わり織などが基本だが次第に複雑な織りの要求が増えつつあり、ハンドバッグ、靴などの高級分野に、四季を通しての素材として定着しつつある。
【 レーシング・スーツ (racing suit) 】
カー・レース、オートバイ・レースなどでドライバーが着用するジャンプ・スーツ型のユニフォーム。機能とデザインを兼ねたジッパー使いやポケット、配色使い、スポンサー名を入れたワッペンやロゴ・マークなどが特徴。作業用のジャンプ・スーツよりはデザイン性もあり、ボディにフィットし、素材にも防熱、防炎などのさまざまな加工が施されている。
【 レジメンタル・ストライプ (regimental stripe) 】
多色使いの比較的太めの縦縞。クラブ・ストライプともいわれ、アイビー・ルックのネクタイ柄としてよく使われている。レジメンタルとは英国の近衛連隊のことで、この連隊旗から生まれたといわれる。
【 レース (lace) 】
一般にすき間が多く、それで模様をあらわした布をいう。主なものにリバー・レース、刺繍レース、ラッセル・レース、トーション・レースがある。これとは別に編みレースがあるが、これは各種のニット機で編まれた透かし穴のある模様編地にことをいい、レーシー・ニットともいわれている。模様はないが、亀甲目の編地のプレーン・ネットもレースに入れられる。
【 レース・アップ (lace-up) 】
紐結び(ひもむすび)のこと。靴の紐結びのほか、前明きを紐で結び上げて閉じるシャツのデザインなどもいう。フランス語のラセと同義。
【 レスラー・パンツ (wrestler pants) 】
レスラーがはくようなパンツということで、脚にピッタリとフィットするパンツ。ストレッチ・ジャージーなどでつくられた、ふくらはぎの真ん中くらいの丈が特徴。
【 レタード・カーディガン (lettered cardigan) 】
レタード・セーターのカーディガン・タイプで、レター・カーディガンやスクール・カーディガンともいう。もとはアメリカの学校で、フットボールやラグビーで活躍した選手に、学校の頭文字(レター)を入れて贈ったのがはじまりとされ、このためにアワード・カーディガン(アワードは「賞、賞品」の意味)の別称もある。アイビー・ルックのワードローブのひとつとしてよく知られる。
【 レタード・ジャケット (lettered_jacket) 】
レター・ジャケットともいう。レター(アルファベットの文字や数字)などを胸などに貼り付けてデザイン上のアクセントとしたジャケットの総称。アイビー調のカーディガン・ジャケットやジャンパーなどによく見られ、こうしたデザインを特徴とするスタジアム・ジャンパーをレタード・ジャンパーとよぶこともある。
【 レタード・セーター (lettered sweater) 】
胸や脇のポケット、袖などに大きなレター(英文字や数字など)を貼り付けたセーターの総称。単にレター・セーターともいう。アメリカの学校で校名やチーム名の頭文字などを入れたもので、そうしたセーターをアメリカン・フットボールや野球の応援団員(チアリーダー)が着たところから、スクール・セーターやチアリーダー・セーターの名でもよばれる。
【 レック・ファッション (wreck fashion) 】
レックは「破滅、破壊する」という意味で、わざと破損させたデザインを特徴とするファッション表現をいう。例えば、わざと裏返し(インサイド・アウト)にしたり、袖口や裾をほつれさせる、背中を切り裂いて中を見せるといったスタイルのこと。
【 レッグ・ウォーマー (leg warmer) 】
「脚を暖めるもの」の意で、膝下から足首ぐらいまでを包むニット製のカバーのこと。本来はバレエやダンスのレッスン時に、足首が冷えないように用いられるもので、ジャズ・ダンスなどの流行と共に’81年頃に一般化した。ざっくりと編まれたものが主で、ストッキングやパンツ、ブーツなどの上から足首部分をたるませるようにしてはかれた。
【 レッグ・オブ・マトン・スリーブ (leg of mutton sleeve) 】
羊の脚(レッグ・オブ・マトン)の形に似ていることからこの名が付けられたもので、上部がふくらみ、袖口にかけて徐々に細くなる袖のこと。フランス語では、ジゴ、または、マンジュ・ア・ジゴという。袖付け部分にギャザーやタックで大きなふくらみをつけ、肘(ひじ)から袖先にかけて細くして、袖口はぴったりとさせるもの。
レッグ・オブ・マトン・スリーブ
【 レッグ・コンシャス (leg conscious) 】
最近のファッションに見られる「脚への強い意識」をあらわすいい方。フィットネスで鍛えられた脚線美をぴったりとカバーするストレッチ・パンツ、ショート・パンツにタイツ、ショート・ブーツなどで脚をよりかっこよくみせる着こなし方に典型的な特徴が見られる。
【 レッグ・チェーン (leg chain) 】
足首に飾る鎖状のアクセサリー。チェーン状のものからハート形などのワンポイントの飾りをあしらったり、二連のパール(真珠)を使ったものなど、さまざまなデザイン変化がある。アンクレットと同義
レッグ・チェーン
【 レティキュール (reticule) 】
18世紀末〜19世紀にヨーロッパの婦人がお金やハンカチーフ、小物などを入れて持ち歩いた小さな手提げ袋のこと。主に引き紐付きのもので、エンパイア時代にウエストラインが高く、スカートも細くなり、それまでのスカートの中のポケットに入れていたものが入らなくなったために、レティキュールを手に提げるようになったといわれる。
【 レディーメード (ready-made) 】
「既製品」という意味で、ファッション用語としては、既製服を総称する言葉として使われる。オーダー・メード(注文服)の反対語である。
【 レトロ (retro) 】
レトロスペクティブの略で、「回顧的な、懐古的な、懐旧の」といった意味。レトロ・ファッションといえば、昔のファッションを懐かしんで、現代に復活させてものをいう。'20年代、'30年代などに見られた服装や、そのような感覚を指すことばとして'80年代半ばに浮上した。
【 レトロ・フューチャー (retoro future) 】
最新のものでありながら、どこかに懐かしい感じを思わせるものの流行現象をいう。例えばベルボトム・パンツピタTも’70年代のままの再現ではなく、例えばハイテク素材を多用するなど、現代感覚でアレンジすることによって新しい魅力を生み出す傾向を指す。ファッション以外にも車などに同様の流行現象が見られる。
【 レリーフ (relief) 】
「浮き彫り、浮き彫り細工」の意。ファッションでは布地に部分的にドレープやギャザーをよせて凹凸感を出し、レリーフのような立体感を表現したり、素材にエンボス加工を施し、アート的な凹凸感を出したものなどをいう。
【 レングス (length) 】
「丈」のことで、主として上から下へかけての長さをあらわす。コート・レングスというと、「着丈(きたけ)」のことで、バック・ネック・ポイント(後ろ首の付け根位置)から裾までの全体を指す。また、下から上にかけての長さのことはレングスといわず、ハイ[high(高さ)]のことばを用いるのが基本とされる。
【 連続柄 (continuous pattern) 】
同じモチーフが繰り返し連続している柄、一般に小さな柄が連続しているものをいう。
連続柄

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