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【 イエイエ・ルック (ye-ye look) 】 |
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60年代初期〜中期にパリのサンジェルマン広場中心にあらわれた、「イエイエ族」とよばれるおしゃれなティーンエイジャー(女の子たち)のファッション風俗をいう。身体にぴったりとしたセーターや短いスカート、ハイ・ウエストのベルト付きコートなどがその代表で、'90年代に入ってこれらの服装がパリ風のしゃれた60'Sルックの表現として再び注目されている。“イエイエ”は、ロックンロールの影響を受けたシャンソンからきたことばとされ、当時のアイドル歌手、シルビー・バルタンは若者たちのファッション的流行のリーダーともいわれた。ちなみに日本で「イエイエ」といえば、レナウン(株)が'67年に発売したニット・コーディネートのコマーシャルとしてよく知られる。この時のキャンペーン・ガールにシルビー・バルタンが起用され、小林亜星の作曲によるコマーシャル・ソングを彼女が歌った。 |
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【 意匠糸 (fancy yarn) 】 |
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素材や太さ、色などの異なる糸を2〜3本撚り合わせたり、特殊な機械操作によって部分的に太い箇所をつくったり、ネップ(繊維の小さな固まり)を撚り込んだりした糸。色合い、撚り数などが故意に不均一になっており、変化に富んだ外観をもっている。意匠糸は作り方によって次の2種類がある。@1本の糸で部分的に太りところがランダムにあるスラブ・ヤーン、太さを色々に変化させるストラクチャード・ヤーン、太さをいろいろに変化させるストラクチャード・ヤーン、ネップ・ヤーンなど。すべて単体である。A異なった糸を合わせて撚糸(ねんし)することによって変化をもたせる方法で、ループ・ヤーン、リング・ヤーンなど。すべて双糸となる。 |
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【 イージー・オーダー (easy order) 】 |
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気楽に出来る注文服のこと。名の通り、客は既に指定され揃っているデザインや形・素材の中から、自分の気に入ったデザインや布地を選び、採寸に合わせて仕立てる服のことを言う。既製服(レディーメード)と注文服(オーダーメイド)の中間的なもので、手早くスピーディーに仕立ててくれるのも大きな特徴。 |
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【 イージー・パンツ (easy pants) 】 |
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楽でくつろいだ感じ(イージー)のパンツ。柔らかい素材使いで、股上が深く、ゆったりとしたシルエットのものが多い。 |
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【 イタリアン・カット・シューズ (Italian cut shoes) 】 |
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イタリア型の靴の総称。特につま先が細くシャープな感じで、トウや底が薄く、そり返りのある婦人靴、紳士靴をいうことが多い。紳士靴では重厚なつくりの「英国型」に対比させて、華奢(きゃしゃ)でエレガントなイメージのものをこうよぶこともある。 |
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【 イタリアン・ストライプ (Italian stripe) 】 |
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イタリアらしい明快な色調の単純な感覚のストライプで、夏のリゾート・ウエアなどに使われる。 |
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【 市松模様 (いちまつもよう) 】 |
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白と黒、または濃淡の2色を交互に碁盤(ごばん)の目状に並べた格子柄。江戸中期頃に、上方(かみがた)役者の佐野川市松がこの模様を舞台に用いてから流行し、市松模様と呼ばれるようになった。ブロック・チェックと同じ。 |
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【 イートン・カラー (Eton collar) 】 |
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英国の名門、イートン校の制服のシャツ衿からきた呼び名で、折り返しの大きい幅広な白いフラット・カラーのこと。 |
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【 イートン・ジャケット (Eton jacket) 】 |
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イギリスの有名校イートン・カレッジの制服の上着、またはそれに似せたジャケットのこと。ラペル幅は広く、ウエストを絞った、丈の短いジャケットで、前ボタンをはめずに着用するならわしがある。ジャケット丈は、ヒップの最上部くらいまで。イートン・キャップとよばれる制帽、イートン・カラーという広い衿付きのシャツ、衿付きベスト、黒いネクタイなどと共に着用されることが多い。 |
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【 イノセント・カラー (innocent color) 】 |
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汚れのない清浄な、非常にロマンテックなイメージの色調を総称する。イノセント・ホワイトと呼ばれる潔白なイメージの白から、砂糖に見られるシュガー・パステル、透き通る肌を思わせるスキン・ペールまでが含まれる。 |
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【 イブニング・コート (evening_coat) 】 |
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男性の夜間の第一礼装とされるスワローテール・コートのこと。性格にはイブニング・ドレス・コートとかフォーマル・イブニング・コート、ドレス・イブニング・コート、また単にドレス・コートとかフル・ドレスなどとよばれ、もっとも格調の高い礼服として知られるが、現在では特別な場合を除いて、着用の機会は少なくなっている。別に「ホワイト・タイ」の名でもよばれ、タキシードの「ブラック・タイ」と対照をなしている。また、女性のイブニング・ドレスの上にはおる豪華なコートをいうこともある。 |
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【 イブニング・ドレス (evening dress) 】 |
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一般に「夜会服(やかいふく)」と称し男女を問わず夜間の社交の場に用いる礼装をいうが、現在では特に女性のドレッシーなドレスを指すことが多い。夜間の礼装としてはもっとも格調が高く、腕、背中、胸の中部を大きくあけたローブ・デコルテなどのロング・ドレスがその代表的なものとされる。イブニング・ガウンやイブニング・フロックの別称もある。 |
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【 イミテーション・パール (imitation pearl) 】 |
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模造真珠。人造の真珠の一種で、ガラスまたはプラスチックの丸玉にパール・エッセンス(真珠光沢を出す塗料)を塗ったもの。芯が貝でつくられた貝パールに比べて安価なので、広くアクセサリーとして出まわっている。 |
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【 イミテーション・ファー (imitation fur) 】 |
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自然の毛皮に似せたパイル織物またはニットのこと。織物ではビーバー・クロス、アストラカン、ポーラ・ベア、プラッシュなどがある。フェイク・ファーともいう。 |
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【 イミテーション・ポケット (imitation pocket) 】 |
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実際はものを入れることができない見せかけのポケットのこと。シャム・ポケットと同じ。 |
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【 イヤ・ドロップ (ear drop) 】 |
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耳から垂れ下がった形のイヤリングの総称。 |
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【 イヤ・マフ (ear muff) 】 |
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「耳を暖めるもの」の意で、防寒用の耳当てのこと。耳を帽子のように覆うことから、イヤ・キャップともよばれる。ヘッドホーンを耳に当てているような外観が特徴で、毛皮や模造毛皮でつくられるものが多い。別にイヤ・マッフルの名称もある。また全く別の意味で、耳に這(は)い上がっているような形のイヤリングの一種をいうこともある。 |
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【 イヤ・ループス (ear loops) 】 |
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新しく登場したアクセサリーの一つで、通常のイヤリングやピアスとは異なり、耳たぶではなく、耳の内側につけることを特徴としたもの。留め金がなくてもしっかり固定することができ、新しい感覚が楽しめることから人気を集めている。 |
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【 イレギュラー・ヘムライン (irregular hemline) 】 |
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ヘムラインが均一でなく、ギザギザになっていたり、花弁状になったりしているデザインを総称する。ハンカチーフ・ヘムラインもこの一種。アンイーブン・ヘムラインともいう。 |
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【 インキュベイト・ショップ (incubate shop) 】 |
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インキュベイトには「卵をかえす」という意味があり、これは、無名のデザイナーや知名度の低いブランドを育て、拡大していくことを目的とした開発型のファッション専門店を指す。いわゆるインディーズ・ブランドの台頭に対応して登場してきたもの。無名の人や企業を育てるための必要な支援事業を総称して、インキュベーション・ビジネスという。 |
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【 インソール (insole) 】 |
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靴底のなかで「中底(なかぞこ)」とよばれる部分のこと。靴の土台というべき大事なパーツで、足を支える機能をもつ。素材には皮革、レザー・ボード、パルプ・ボードなどが用いられる。 |
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【 インターカラー (Intercolor) 】 |
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パリに本部がある「国際流行色委員会」 [ International commission for Fashion and Textile color ] が選定したトレンド・カラーのことをいう。国際流行色委員会は、'63年に11カ国('94年現在 18カ国)の参加によって発足した機関で、各国を代表する公共的な流行色研究機関のみ加盟が許されている(日本からは日本流行色協会 [ JAFCA ] が加盟)。年2回(1月、7月)、2年先の流行色を予測し、提案するカラーを選定。素材やコスチューム・デザインに先駆けて発信されるカラー情報である。 |
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【 インタリオ (intaglio) 】 |
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「沈み彫り」をした宝石のこと。材質の表面に図柄を彫り込んだもので、カメオなどの浮き彫り(レリーフ)とは逆の効果をいう。古くから紋章や印章、装飾品などに見られるもの。 |
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【 インディア・マドラス (India madras) 】 |
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インドのマドラス地方のギンガム風の織物。民族的な独特の色柄をもった格子柄やたて縞で、野趣ある綿織物である。糸は30番手前後のものを使う。糸に節(ふし)があったり、織りきずがところどころにあったり、またその地方の天然染料を使うので、洗濯すると色がにじみ出るのが特徴。マドラス産の本物をインディア・マドラス、日本や欧米などでつくられた、本場以外のものをインディアン・マドラスという。 |
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【 インディアン・シルク (Indian silk) 】 |
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インド特産の手織の絹織物で、たて・よこ同じくらいの密度をもつ、柔らかくて光沢のある平織物。 |
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【 インディアン・ジュエリー (indian jewelry) 】 |
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アメリカ・インディアンの伝統的なアクセサリーで、トルコ石と銀を組み合わせてつくる。首飾りやブレスレット、指輪、ウエスタン・ベルトの飾りバックルなどが代表的。 |
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【 インディゴ (indigo) 】 |
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藍(あい)のこと。天然の藍色染料で、蓼藍(たであい)などの植物の葉や茎かたとる。織物などを染めた後、空気にさらして酸化発色させる。もともとインド産の藍が使われたことから、この名がある。現在では合成染料で藍色に染めることが多い。ジーンズ用のデニムや和装地などに多く使われる。 |
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【 インド更紗 (Indian chintz) 】 |
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更紗(さらさ)は金巾(かなきん)という綿織物に捺染(なせん)した生地で、原産地により、色や模様に特徴がある。なかでもインド更紗は更紗の発祥の地と見られ、東インド会社を通じ、17世紀ヨーロッパに大きな影響をあたえたヨーロッパ花更紗(はなさらさ)の原形をつくったといわれている。インド更紗はペルシャ、サラセンなどの影響を強く受けた、緻密で精密な写生風の表現様式で、全面すきまなく埋めつくす構成に特徴がある。モチーフは植物が主体で、インディアン・パイン(インド松)ともいわれるペイズリー模様が特に有名。 |
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【 インド綿 (Indian cotton) 】 |
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インド産出の綿の総称。一般に米綿よりは品質が劣り、繊維は太くて短い。インド綿は1品種1地方に限られておりその産地の名前としている。 |
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【 インバーテッド・プリーツ・スカート (inverted pleat skirt) 】 |
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インバーテッドとは、「逆にする、転倒させる」という意味。ボックス・プリーツを裏から見た感じの逆ひだ(インバーテッド・プリーツ)を用いたスカート。 |
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【 インバーテッド・ベンツ (inverted vents) 】 |
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切れ目を入れずに、インバーテッド・プリーツを入れたベンツ。 |
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【 インバネス (inverness) 】 |
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ケープとマントーを重ねたような形が特徴のフォーマル・コートの一種。内側は袖のない身頃だけの形で丈が長く、外側に肩を覆う形の短いケープ状のもの(取りはずしができる)が付く。この名称はスコットランドのインバネス港にちなみ、日本では1887年頃から和装用の外套として取り入れられた。その形から鳶(とんび)とか二重回し(にじゅうまわし)の名でもよばれる。 |
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【 イヴ・サンローラン (Yves Saint-Laurent) 】 |
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〔1936〜.アルジェリア;オラン〕17歳の時、IWS主催のデザインコンクールでカクテル・ドレスカクテル・ドレスを発表し、最優秀賞を受賞する。その才能認められ、翌年〈クリスチャン・ディオール〉メゾンに迎えられる。'57年にディオールが急逝すると、21歳の若さで後継者としてデザイナーに就任。翌年、メゾン継承後の初コレクションで「トラペーズ・ライン」を発表。若々しい魅力で高い評価を得たが、後に発表された膝丈のホッブル・スカートや「ビート・ルック」と称されたストリート感覚のスタイルが〈ディオール〉のエレガンスにそぐわないものとして不評を浴びた。'60年アルジェリア戦争に徴兵され、兵役を終えてパリに戻ると、既に〈ディオール〉にはマルク・ボアンがデザイナーとして就任しており、彼のポストは残されていなかった。'62年ピエール・ベルジェをビジネス・パートナーにオート・クチュール・メゾン〈イヴ・サンローラン〉を開設し、初のコレクションを発表。バレンシアガを意識したニュー・モードで好評を博した。'66年にはプレタ・ポルテ部門も開設。'60年代の大腿部までのロング・ブーツや「モンドリアン・ルック」、「サファリ・ルック」、'70年代の「コサック・ルック」や「フォークロア・ルック」など、斬新なスタイルを次々と発表。また、この頃からオート・クチュールにもますます磨きがかかり、色彩をあやつる艶やかなテクニックで“モード界の帝王”とよばれるようになった。'85年にレジヨン・ドヌール勲章を受勲、'93年にはデ・ドール賞を受賞するなど、その才能は全く衰えを見せず、現代のモード界をリードし続けている。 |
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