FashionDictionary TOP


頭文字から選択
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | |
|
|
| | | | | |
| |
|
|
|
|
| A | B | C | D | E |
| F | G | H | I | J |
| K | L | M | N | O |
| P | Q | R | S | T |
| U | V | W | X | Y |
| Z |
|
|
|
|

カテゴリから選択
ファッションビジネス
デザイナー
素材・ディテール
アイテム
ルック&スタイル
その他
 「 は 」

【 ハイ・ウエスト (high waistline) 】

ハイ・ウエストラインの略で、標準のウエストラインより高い位置で切り替えられたラインおよびその部分を総称する。


【 ハイ・カラー (high collar) 】

普通より衿腰(えりこし)を高くとった衿の総称。日本でお洒落な人を「ハイカラ」という俗語は明治時代中期に西洋文化を好む人がこの衿の服を着ていたことに由来する。反対に衿腰の低いものはロー・カラーとよぶ。別に、首に沿った高いスタンド・カラーをいうこともある。


【 ハイ・ソール・スニーカー (high sole sneaker) 】

ソールを厚く高くしたスニーカーをいう。ふつうのスニーカーに比べて5〜6cm高い靴底をもつもので、ファンシーなアイテムとして若者たちの人気を集めている。'60〜'70年代ファッションの傾向を受け、サボ、ブーツなどと共に流行しているアイテム。

ハイ・ソール・スニーカー


【 ハイ・バスケット・シューズ (high basket shoes) 】

俗にいうハイバスの総称。バスケットボール用のスニーカーで、足首を保護するためのハイカット・デザイン(足首までの高さのブーツ型)が特徴。対して、短靴型はロー・バスケット・シューズ、略して「ローバス」とよぶ。キャンバス、革、合成皮革製などがあり、中底部分(インソール)には足や関節への衝撃をやわらげるためのさまざまな工夫がなされている。ファッション性に富んだタイプも増え、タウン・シューズとしても履かれている。

ハイ・バスケット・シューズ


【 ハイ・ファッション (high fashion) 】

オート・クチュールのように、上流富裕階級の人々が着用する、ファッション性の高い、高級な衣料のこと。あるいはそのように見えるファッションをいう。「ごく限られた婦人のための」といった意味合いも遠まわしに含まれている。別に流行の最先端をいくような斬新なスタイルのこともいう。


【 拝絹 (はいけん) 】

燕尾服(えんびふく)やタキシードなど男性の本格的なフォーマル・ウエアの衿などに張るシルクの生地のこと。光沢感のあるサテンやファイユ、タフタなどが用いられ、これでボー・タイ(蝶ネクタイ)やカマーバンドをセットでつくることが多い。英語ではカラー・フェーシングとかフェーシング・シルクという。


【 ハイゲージ (hight gauge) 】

密なゲージのこと。ファイン・ゲージともいう。ゲージは編地の粗密を表す言葉で、編針の密度のこと。ゲージは1インチ間の編針の本数を表し、大きな数字ほど、編目は細かく密である。


【 ハウンドトゥース (hound's-tooth) 】

ハウンドトゥースとは「犬の牙(きば)」の意味で、このチェックを構成している、ひとつひとつの柄が犬の牙の形をしているところからこの名がある。ドッグトゥースともいう。
日本ではこれを千鳥の飛ぶ様(さま)に見立てて、千鳥格子と呼んでいる。基本は黒と白、または茶と白の2色の組み合わせである。これの大柄のものをジャイアント・ハウンドトゥース、またはエトワール(仏語で星の意。)、スター・チェックという。ウールのジャケット、コート、スーツ、などに多く使われる。


【 ハオリ・ジャケット (haori jacket) 】

日本の羽織(はおり)をモチーフにした上着。ジャパネスク・ファッションの台頭から登場したアイテムの一つで、'90年代の山本耀司の作品にその典型がみられる。はおる感覚で着用されるもので、イージー・ウェアリングの傾向を代表するものといえる。


【 蜂巣織 (honeycomb weave) 】

ハニコムともいう。浮き糸を四角形につかって枡(ます)型の凹凸を織り出したもので、ちょうど蜂の巣に似ているところからこの名がある。地厚い感じをあたえ、肌ざわりが良く、夏はさらっとした感じ、冬は保温性があって暖かい。主にシーツやタオルなどに用いられ、衣料向きには40〜60番手のやや薄手のものが使われる。


【 ハッキング・ジャケット (hacking jacket) 】

ハックとは「貸し馬、乗用馬」のこと。ハッキング・サドルという鞍(くら)の名称をとったといわれるもので、ライディング・ジャケットと同義語。

ハッキング・ジャケット


【 ハット・ボックス (hat box) 】

帽子を入れる円筒形の箱のこと。また、それに似た丸い形のバック。手提げ用の取っ手が付いたものが多い。


【 ハットピン (hatpin) 】

主に婦人の帽子に用いる留め針。長い針状のものが多く、頭部に飾りを付け、装飾用として、また、帽子を頭に固定させるために用いるもの。


【 ハート・シェイプド・ネックライン (heart shaped neckline) 】

広い衿ぐりの中央がハート形にくられているネックライン。

ハート・シェイプド・ネックライン


【 鳩目 (eyelet) 】

小穴、紐穴のこと。鳩目(はとめ)、鳩目穴ともいい、ベルトや靴、衣服に紐を通すために、鳩目鑿(のみ)を用いてあける子穴。別に、鳩目鑿のことを略して鳩目ともいう。


【 ハドソン・ベイ・コート (Hudson Bay coat) 】

カナダのハドソン湾(ベイ)で船員たちが着ていた艦上用のコート。厚手の紡毛織物でできたダブル・ブレストの6つボタン、ベルト付きのショート・コートで、特に白またはオフ・ホワイトの表地と、ベルト下、袖口にカラフルな2〜3本のストライプが入るのが特徴。

ハドソン・ベイ・コート


【 ハーフ・ミット (half mitt) 】

指先の部分を切り取った手袋のことで、デミグローブ(半分の手袋の意)やハーフ・フィンガー(半分の指の意)、またはハーフ・ミトンともいう。ドライブ用などの手袋によく見られるタイプ。


【 ハマトラ (hamatora) 】

ヨコハマ・トラディショナルの略で、’70年代の横浜の元町界隈にたむろする女学生の服装に見られた「女性版アイビー・ルック」のひとつ。フェリス女学院の生徒たちの装いにヒントを得たともいわれる。従来のアイビー・ルックに山の手風の女らしさと可愛らしさを加えたもので、トレーナーに白のレーシー・ニットのストッキング、あるいは、トリミングされたミニ丈の巻きスカートにハイ・ソックスといった独特のコーディネートと、<フクゾー>のポロシャツ、<クレージュ>や<キタムラ>のバッグ、<ミハマ>の靴などに代表される、特定のブランド支持が特徴となっている。


【 ハリウッド・シネマ・スタイル (Hollywood cinema style) 】

ハリウッド映画全盛期に見られた、映画や、映画スターの衣装にインスピレーションを得たファッションのこと。クラーク・ゲーブル、ハンフリー・ボガード、ジョン・クロフォード、グレタ・ガルボ、戦後のローレン・バコール、マリリン・モンローなどの服装がよくアイデア・ソースに起用される。'30〜'50年代のモードを基本にしたものである。


【 ハーリキン・チェック (harlequin check) 】

そろばん玉状の模様で構成された格子で、ブロック・チェックの模様を菱形にしたもの。ハーリキンとは「道化役者」のことで、道化役者の衣装に特有な柄であることからこの名がある。

ハーリキン・チェック


【 ハリス・ツイード (Harris tweed) 】

スコットランドの北西、アウター・ヘブリディーズ諸島でつくられる手織りの最高級のツイードのこと。スコットランド産羊毛の新毛で紡いだ(手紡ぎ、機械紡ぎ)紡毛糸を使い、手織機で綾織や杉綾に織ったもの。この名はロンドンのハリス・ツイード協会の商標でもあり、本物には、球形の上に十字がついた「ハリス・ツイード」の商標マークが付けられる。


【 ハーレム・パンツ (harem pants) 】

ハーレムは「回教国の婦人部屋」の意で、そこの女性たちがはいているような裾口を絞った、だぶだぶのパンツをいう。エスニック・ファッションの流行から一般化したもので、インディアン・パンツ(インドの民族衣装から)とよばれるものもこの一種。


【 ハンカチーフ・ドレス (handkerchief dress) 】

ハンカチーフ状の布地を何度もドレスのスカートに重ね合わせたり、またハンカチーフの角をギザギザに下げたようなハンカチーフ・ヘムラインをもつドレスのことをいう。歩くたびにその布地が揺れ動き、エレガントなイメージがあるため、ドレッシーなイブニング・ドレスやカクテル・ドレスなどに多く取り入れられている。


【 ハンティング・キャップ (hunting cap) 】

もとは狩猟(ハンティング)用の帽子として19世紀半ば頃から用いられた帽子で、日本語では鳥打ち帽、ハンチングともよばれる。なだらかにやや前傾したクラウンと短い前びさしが大きな特徴で、クラウンは1枚の布や革でできた”一枚天井”か、または頭頂をボタンで留めた6枚、8枚はぎでつくられることもある。


【 ハンティング・ジャケット (hunting jacket) 】

狩猟用ジャケット。テーラードなつくりのカジュアル・ジャケットの代表的なもので、ツイード地を使用し、狩猟という性質上、ガン・バッチ(銃床を当てる別布)やエルボー・パッチ(膝当て)といったデザインを特徴としている。シューティング・ジャケットと同じ。シューター、シューティング・コートともいう。


【 ハンティング・ブーツ (hunting boots) 】

狩猟(ハンティング)の時に用いるハーフ・ブーツの一種で、ゴム製の靴底と、革製のアッパーからなる紐結び式のものが多く見られる。アメリカ東部メイン州のL.L.ビーン社製のものが特に有名で、これをメイン・ハンティング・シューとかビーン・シューズとよんで、この種の靴の基本型としている。

ハンティング・ブーツ


【 ハンド・プリーツ (hand pleat) 】

機械でプレスされたマシン・プリーツに対して、人の手によってつくられたプリーツを総称する。アイロンで1本ずつ襞を付ける方法と、襞を付けたカルトンという型紙の間に布をはさみ、それをたたみこんでプリーツをつくる方法がある。


【 ハンドウォーマー・ポケット (hand-warmer pocket) 】

ハンドウォーマーとは「手を暖めるもの」の意。ピー・コートなどに付いている、主に縦長(たてなが)の切りポケットのこと。ちょうどそこに手をいれて暖をとりやすいのでこの名が付いた。→マフ・ポケット


【 帆布 (hanpu) 】

セールクロス、またはダック・キャンバスともいう。本来は船の帆(ほ)に使われた布であるが、現在では、厚地の綿織物として産業用に広く用いられる。帆布は1号から11号まであり、数字が小さいほど厚くなっている。用途は日よけ、スニーカー、天幕など。


【 馬革(ばかく) (horse leather) 】

ホース・アニリンともいう。牛革に比べて厚みや強靱性でやや劣るが、柔軟性では勝っている。椅子張りなどのインテリア製品用、また、レザー・ウエアに適している。輸入先はアルゼンチン、アメリカが中心だが、世界的に供給量は不足気味である。尻の部分の革はコードバンという。


【 バーガンディ (burgundy) 】

濃い赤紫。バーガンディは、ブルゴーニュの英名で、フランス南東部の地名。この地方のブドウ酒に見られる色からつけられた色名。


【 バギー・ハーフ・パンツ (baggy half pants) 】

バギー(ぶかぶかの)・シルエットを特徴とした半ズボン。膝くらいの丈、あくまでたっぷりとした形を持ち味とするもので、スラッシャー・ファッションを代表するアイテムのひとつとなっている。ショート・デカパンともよばれ、下着のパンツをのぞかせるように、わざとずり落としてはく独特の着方に特徴がある。

バギー・ハーフ・パンツ


【 バギー・パンツ (baggy pants) 】

オックスフォード・バッグスを原型として生まれた、股上が深く、ヒップから裾にかけて極端に太いシルエットをもつパンツ。バッグ(袋)のように太いというところから名付けられたもので、特に'73年頃に流行したことが知られている。また、これの裾を絞ってテーパード・シルエットとした感じのものをバギー・トップやトップ・パンツ、トップ・バギーなどとよんでいる。


【 バギー・ブーツ (baggy boots) 】

バギーは「袋のような、だぶだぶの」という意味で、筒形で脚にぴったりとフィットしていないブーツをいう。ルーズ・ブーツ、ルーズ・フィット・ブーツともいうが、これは狭義には、履き口から下の筒の部分をたるませた感じのものをいう。


【 バーグ (bague) 】

フランス語で指輪(リング)のこと。特に女性の装飾的な指輪をいうことが多い。


【 バケット・タイプ・バッグ (bucket type bag) 】

通称「バケツ型バッグ」をいわれる。開き口に口金などがない、ちょうどバケツのような形をしたバッグのこと。物の出し入れが楽という特徴があり、手提げにもショルダー式にもなる、長めの取ってが付いている。バッグの中身が見えないように、内側に布などを張り、口を紐で縮める形にしたものもある。


【 バケット・トップ (bucket top) 】

履き口の上部がバケツ(バケット)のように大きく広がった形のブーツ。17世紀の騎士に見られる非常にクラシックなブーツのひとつ。キャバリエ・ブーツともいう。


【 バスク・シルエット (basque silhouette) 】

バスクとはスペインとフランスの国境地帯に住むバスク人の民族衣装をいったもので、ぺプラム付きのジャケット、また、そういった腰から下にフレアーのある部分を指す。つまり、バスク・ジャケットのようなぺプラム付のシルエットのこと。→ぺプラム・シルエット


【 バスク・ジャケット (Basque jacket) 】

スペインとフランスの境に住むバスク人たちの愛用するジャケットやブラウス、ベストからきた上着で、上半身がぴったりとフィットし、腰から下がフレアーに広がる独特のシルエットをもつ婦人用ジャケット。こうした裾のフレアー部分もまたバスクという。

バスク・ジャケット


【 バスク・ベレー (Basque beret[仏]) 】

スペインとフランス国境地帯のバスク地方に伝わる、クラウンだけの丸く平らなゆったりとした帽子のこと。柔らかなウール製で、現在のベレー帽の原型といわれる。


【 バスケット (basket) 】

竹や藤、ビニールなどで編んだ籠やバッグのこと。ピクニック・バスケットや、買い物籠の類や、トランク型のものなど、大きさもデザインもさまざまなものがある。


【 バスケット・チェック (basket check) 】

筋目を互い違いにして組み合わせた格子のこと。籠(かご)格子、(あじろ)格子ともいう。元来は織り組織(籠目織≪かごめおり≫)でこの柄をあらわしたが、最近は色の濃淡で表現するものが多い。

バスケット・チェック


【 バスローブ (bathrobe) 】

入浴の前後にはおるラップ形式のガウン。丈は膝頭くらいの短めのものと、ドレッシング・ガウンとしても用いられる長めのものがある。共地のベルトをサッシュ(帯)のように巻きつけて締めるものが多く、テリー・クロス(タオル地)、薄手コーデュロイ、別珍(べっちん)などの生地が用いられる。男性の場合にはヒゲ剃り用ということでシェイブ・コートやシェイビング・ガウンともよばれる。


【 バーズアイ (bird's-eye) 】

鳥の目のように小さくて、白い丸い斑点の中に、黒目に相当する小さい点のある模様を、細かく一面に出した織物の組織、または織柄のこと。鳥目織(とりめおり)ともいう。色は紺、青、褐色などの濃色が多く、白い斑点の中央に地の色と同色の小さい点をあらわす。時によって中央に黒目に相当する点のないものもあるが、これはバーズアイとはいえない。紳士用スーツ地に多く使われる。


【 バック・ストラップ (back strap) 】

衣服の後部に付く尾錠(びじょう)。アイビー・パンツの後ろやアイビー・キャップの後ろ、また、クラシックなベストの後ろなどに付けられる。本来は衣類などのゆるみの調節用に使うものだが、現在ではまったくの装飾的なデザインとなっていることが多い。また、かかと部分にストラップの付いた靴の一種を指す場合もある。


【 バック・パック (back pack) 】

アルミ・フレーム(枠)の付いた大型のリュック・サック。背負い籠(しょいかご)にリュックサックを取り付けたようなもので、重装備を要する登山などに用いられる。


【 バック・ベルト (back belt) 】

背側に付けられた、服と共地のベルトことで、ハーフ・ベルトと同義。ベルトを独立させてつくったものと、身頃の切り替えの一部にしたものがある。カジュアルなコートのデザインとして用いられることが多い。バッグ・バンドともいうが、これは日本的な呼称で、衣服の上に付ける帯状のものはベルトというのが正しい使い方となる。


【 バック・ポイント・ドレス (back point dress) 】

後ろにデザイン・ポイントを置いたドレス。ヒップに付けた大きなリボン、腰に流したフリル飾り、背中の深い開きなどで、フロントよりバックの部分に大きなアクセントが置かれているのが特徴。バック・アクセント・ドレスともいう。


【 バックル (buckle) 】

ベルトや靴などに付いている留め具のこと。円形や四角形などの枠で、閉めるための実用的なものと、衣服のアクセントを付ける装飾的なものがある。普通は、金属、木、プラスチック、塩化ビニール製であるが、布や皮革をかぶせたものや、宝石やビーズをはめ込んだものなどもある。


【 バックレス・サンダル (backless sandal) 】

かかと部分を露出したデザインのサンダルの総称。オープン・バック・サンダルともいう。

バックレス・サンダル


【 バッスル (bustle) 】

スカートの後ろの部分をふくらませるために用いる腰当て、枠のこと。17世紀末にあらわれたキュ・ド・パリ[cu de Paris](パリの尻の意。パニエに代わって用いられた腰当てのこと)をはじめとして、18世紀末、19世紀末など、以後幾度も流行をくり返している。日本では1880年代半ばに流行した鹿鳴館(ろくめいかん)スタイルがバッスル・スタイルとして特に有名。フランス語でトゥールニュールともいう。


【 バッスル・ライン (bustle line) 】

バッスルはスカートの後ろの部分をふくらませるために用いる腰あてや枠のことで、それを入れて後ろ腰を大きくふくらませたシルエットをいう。17〜19世紀末にくり返し見られたもので、特に1870〜1890年に流行したバッスル・スタイルは日本では「鹿鳴館(ろくめいかん)スタイル」として知られている。


【 バットウイング・スリーブ (batwing sleeve) 】

蝙蝠(こうもり)の翼に似ていることからきた名で、バタフライ・スリーブと同じ。


【 バッファロー・シャツ (buffalo shirt) 】

アメリカ西部のカウボーイが、日常着にしている大きな格子柄のウール・シャツのこと。バッファロー・チェックといわれる赤と黒の大柄なブロック・チェックが特徴で、多くはアウター・シャツとして利用されている。


【 バーティカル・ポケット (vertical pocket) 】

バーティカルは「垂直の、縦の」という意味で、切り口を垂直にとったポケットを総称する。コートなどに見られるほか、パンツのサイド・ポケットに多く用いられる。


【 バティック (batik) 】

ジャワ更紗(さらさ)ともいう。インドネシア諸島を中心としてつくられる、ろうけつ染による更紗柄のこと。バティックとはジャワ語でろうけつ染、またはその布の意味。イセンとよばれる小模様が主題の柄のまわりを埋めつくすのが特徴で、柄は花鳥などの動植物文様、複雑な幾何学文様を中心に、ヒンズー教や仏教文化の影響をうけたものなどがある。


【 バナナ・ヒール (banana heel) 】

かかとからヒールにかけてのカーブが、きれいに弓状のシルエットを描いたハイヒールのこと。その形がバナナに似ていることからこの名がある。

バナナ・ヒール


【 バニティ・バッグ (vanity bag) 】

バニティ・ケースともいう。化粧品や化粧用具を入れて持ち歩けるようにした箱形のバッグ、またはそれに似せたバッグのこと。ふたの表に取っ手が、裏に鏡が付き、化粧品を仕分けて収納できる仕切りがあるのが特徴で、女優やファッションモデル、メークアップ・アーティストたちに用いられることが多い。バニティは「うぬぼれ、虚栄心」「化粧台」の意味。


【 バーバリー (Burberry) 】

もとはロンドンのバーバリー社でトーマス・バーバリー親子によって開発されたレインコートの商品名で、それに使われている防水加工されたコットン・ギャバジン(綿綾織地)のこともいうが、現在ではそれに似たレインコートや生地を総称してこうよぶようになった。トレンチ・コートもそのひとつだが、とくにGWB2の名称をもつステンカラーのコートがその代表的なものとされる。


【 バブーシュ (babouche[仏]) 】

トルコ人が履く革製や布製のスリッパ風室内履きで、つま先部分が長く伸び、上にそり返っているのが特徴。金や銀の刺繍、ビーズなどを施したものが多い。


【 バブル・ライン (bubble line) 】

バブルとは「泡、しゃぼん玉」のこと。しゃぼん玉のような丸みを帯びたシルエットを指す。バルーン・ライン、エッグ・ライン、ブッファン・シルエット、ボール・ラインと同義語。


【 バーミューダ・ショーツ (Bermuda shorts) 】

大西洋の英領バーミューダ諸島で、軍人によって考察されたところからこの名がある膝上丈の細見の半ズボン。縞や格子、プリント柄などを中心に、日本では夏のアイビー・ルックのアイテムとして、またリゾート・ウエアのひとつとして扱われることが多い。しかし本来はドレッシーな用途に用いられたもので、ブレザーにネクタイ、長靴下に革靴を伴って着用することができる。外国ではこれをウォーキング・ショーツやバーミューダ・ウォーク・ショーツとよんでいる。


【 バーミューダ・スーツ (Bermuda suit) 】

バミューダ・ショーツと共地のジャケットなどを組み合わせたスーツ。つまり、バミューダに見られる膝丈上のショート・パンツ・スーツのこと。


【 バラクラバ (Balaklava) 】

バラクラバ・ヘルメット、バラクラバ戦闘帽ともいう。頭をすっぽりと覆って肩まで伸びた、長いヘルメット型の毛糸の帽子で、登山やスキーの時に用いる。クリミア半島の村の名バラクラバに由来する


【 バリモア・カラー (Barrymore collar) 】

ロング・プリント・カラーのなかで、衿先が鋭く、特に長く垂れ下がったように見えるものを、'20年代の後期に米国ハリウッドの映画俳優ジョン・バリモア[John Barrymore]が好んだことから、この名がある。他のハリウッドスターやカリフォルニアの人々にも用いられたことから、カリフォルニア・カラー、ハリウッド・ロール・カラーとよぶほか、ダンディ・カラーの異称もある。


【 バルキー・セーター (bulky sweater) 】

バルキーは「かさばった、大きい」という意味で、太い糸で編まれたざっくりとした編目の厚手セーターを総称する。代表的なものにフィッシャーマンズ・セーターがある。より専門的にはコース・ゲージ・セーター(目の粗いセーターの意)といい、一般にインチ8本(8ゲージ)以下の密度をもつセーターを指す。さらに8〜6本タイプをセミバルキー、5本以下をバルキーと区別してよぶこともある。


【 バルドー・スタイル (Bardor style) 】

フランスの女優ブリジット・バルドー(1934〜)のヘアスタイル。特に'59年に流行した、長い髪の毛をゆるくカールさせ、顔のまわりは短い乱れ毛でおおう、一見無造作でアンニュイな感じのするスタイルが知られる。


【 バルマカーン (balmacaan) 】

男性用のコートによく用いられるスタイル。衿はバル・カラーとよばれる、ステンカラーの第一ボタンをはずした形で、ラグラン・スリーブ、裾広がりのゆったりとしたシルエットが特徴。ツイードやギャバジンなどの素材が多く用いられる。この名はスコットランドのインバネスの近くの地名バルマカーンに由来するといわれる。


【 バルモラル (balmoral) 】

オックスフォード・シューズに見られる甲部の形式のひとつで、腰革がつま先革の内側に縫い付けられているために、履き口が下方で開かず、左右の腰革が中央でぴったりと合う形となっているものをいう。あるいはその靴のこと。対照的なブラッチャーに対して「内羽根式(うちばねしき)」とよばれ、クラシックでドレッシーな形式とされる。この名称は、そうした形の靴がはじめて履かれたとされるスコットランドの英国王室御用邸のバルモラル城からきており、「バル」とも略称する。


【 バルーン・スカート (ballon skirt) 】

バルーンは「風船、気球」の意味で、風船のように丸くふくらんだシルエットを特徴とするスカートの総称。ウエストと裾をギャザーやプリーツで絞り、真ん中をふくらませたもののほか、裾線をきちんと処理しないので、折り目をつけずに無造作に折り返して、ふっくらとしたイメージを表現したもので見られる。


【 バルーン・スリーブ (balloon sleeve) 】

風船(バルーン)のように大きくふくらんだ袖のこと。丈は肩から肘(ひじ)くらいの間のものが多い。メロン・スリーブということもある。


【 バルーン・パンツ (balloon pants) 】

まるで風船(バルーン)を思わせるように丸くふくらんだシルエットを特徴とするパンツ。丈は長いものから短いものまでさまざまで、ギャザーを入れ、一層ふっくらとしたイメージを強調するものが多い。バブル・パンツ(泡のようにふくらんだの意)やブッファン・パンツ(フランス語でふっくらしたの意)とよばれるものと同義。


【 バレエ・シューズ (ballet shoes) 】

バレリーナ・シューズともいう。広義ではバレエ用の靴を総称するが、狭義ではバレエの練習時に履かれる、ゴムの一本ベルトの付いたフラット・シューズをいう。また、トウシューズも含めて、バレエ用シューズに似た靴もこうよばれる。

バレエ・シューズ


【 バレエ・セーター (ballet sweater) 】

バレエのダンサーが着用する長袖のTシャツ型のトップにモチーフを得てつくられた、ぴったりとフィットするデザインの女性用セーター。フィット&スイング・ラインの流行から、このようなタイト・フィット型のトップと、ダーンドル・スカートのようなゆったりとしたボトムを組み合わせる着こなしが登場した。Uネックライン型のものが多いのが特徴。


【 バレエ・ドレス (ballet dress) 】

バレリーナが着るドレス、またはそれに似たドレスのこと。一般にはチュールやオーガンジーなど薄く張りのある素材を重ねたチュチュと呼ばれるスカートと、肩から紐で吊る形式のぴったりとした上衣からできている。短いスカートものもをクラシック・チュチュ、長いものをロマンティック・チュチュという。


【 バレル・コート (barrel coat) 】

裾まわりがすぼまって全体のシルエットがちょうど「樽(バレル)」のような形になったバレル・ラインのコートのこと。


【 バレル・シルエット (barrel silhouette) 】

バレルは「樽(たる)」の意味で、ちょうどビール樽のように中ほどでふくらんで上下ですぼまった形をいう。パンツやスカートに用いることが多く、ペッグトップ・シルエットと同義。

バレル・シルエット


【 バレル・バッグ (barrel bag) 】

バレルは「樽(たる)」の意。樽のような円筒形のバッグで、手に提げたり肩から下げたりするもの。


【 バレンシアガ (Cristobal Balenciaga) 】

〔1895〜1972.スペイン;バスク地方〕お針子をしていた母の影響で幼い頃から仕立てに興味をもち、独学で裁断と縫製を学ぶ。14歳の時、カサ・トレス侯爵家で見た婦人の衣装を複製。それに感激した婦人が、のちの彼のパトロニエとして資金面を援助。マドリードのテーラーを経て、'15年にサン・セバスチャン、続いてマドリード、バルセロナにメゾンを開設するが、スペインの内乱により全てを失う。'37年パリに移りメゾンを再開。そのシンプルで完璧なシルエットは多くの女性を魅了した。'40年代のディオールの代表作品「ニュー・ルック」の前身ともいえるスタイルを'38年に発表。その後もペンシル型のスリムなパネル・スカートや'50年代にはウエスト・ラインをもたないストレートな「バレル・ルック」、シンプリシティを追求した「サック・ドレス」などを次々と発表。時流や他のクチュリエに迎合することなく、芸術性の高い独自のスタイルを生み出していった。また、その特殊な技術やデザインが外部にもれる事を忌み嫌い、デッサンは行わずに、直接マヌカンに生地をまとわせて裁断するという技法で服づくりを行ったといわれている。メゾンからはジバンシー、クレージュ、ウンガロ等が輩出されたが、プレタ・ポルテ時代の到来によりメゾンの改革を余儀なくされ、'68年「プレタに乗り出すには、あまりにもクチュール>クチュールを知りすぎた」という名言を残してメゾンを閉鎖、モード界から引退した。その構築的な美とシンプリティは後世に語り継がれ、「バレンシアガのモードに影響を受けないデザイナーはいない」といわれている。その後、メゾンは再開され、ミッシェル・ゴマを経て'92年からジョセフュス・メルキオール・ティミスターがデザイナーをつとめている。


【 バロック (baroque) 】

端正なルネサンスの美術に対して、イタリアから起こった、不整形で装飾方な芸術様式。17世紀を通じて世界的に広まった。その語源は「ゆがんだ真珠」を意味するスペイン語で、半ば薄蔑的な意味合いをこめてよんだもの。バロック装飾は、奇妙で、変則的な曲線が多く、感情を強調したものが特徴で、花づな飾り、グロテスクな動物、古代ローマと東洋をミックスさせた豪華絢爛なモチーフや、色大理石、スタッコ(化粧漆喰)、メッキなどを施した建築物などに代表される。
バロック・スタイル


【 バロック・スタイル (baroque style) 】

16世紀後半〜18世紀初頭のヨーロッパに台頭した美術洋式を取り入れたスタイル、またはそれをイメージするスタイルのこと。バロックは本来「ゆがんだ真珠」の意で、当初は怪奇的また装飾過多的な悪趣味なものと受け取られたが、のちにその価値が認められるようになった。服飾においても、装飾を乱用した特異な表現が見られ、16世紀後半は、スペインやオランダ・モードの影響をうけて色調はダークになり、衣裳には宝石が散りばめられ、ラフとよばれる贅沢な白い襞衿(ひだえり)やレースのカフスで飾られた。男性はウエストを絞ったウエストコートに、メロン形にふくらんだ短いズボン(のち膝丈くらいに伸びた)、ピッタリとしたストッキング、大腿部までのロング・ブーツ(のち短靴へ変化)、ダチョウの羽毛を飾った山の高い帽子などが見られた。女性は、ファージンゲールとよばれう、スカートの腰枠(フープ)をつけたスタイルで、ウエストがきつく絞られ、衣裳には宝石、リボン、ブレード、刺繍などで過剰に装飾された。


【 バロック・パール (baroque pearl) 】

球形および球形に近い真珠(ドロップ形、オーパル形、ボタン形など)以外の、形の不揃いな真珠をいう。変形の少ないものは、セミバロックといわれている。


【 バングル (bangle) 】

ブレスレットの一種で、留め金がなく、金属などを丸くしただけの完全な環状のもの。木やプラスチックなどを使ったものも多く、腕輪としてだけでなく、くるぶしなどに用いる飾り輪もこうよぶ。


【 バンダナ (bandanna) 】

カウボーイなどが、ほこりよけに用いた大型のネッカチーフのこと。首に巻いたり、頭を覆ったり、実用を兼ねたポケット・チーフとして用いられるもので、更紗模様などのものが多い。語源はヒンズー語で絞り染めを意味する「バンドニュ[bandnu]」からといわれる。


【 バンド・カフス (band cuffs) 】

細幅の帯を袖口に縫い付けてバンド状につくったカフス。パフ・スリーブなどのギャザーを寄せた袖口や、バンド・カラーとよぶ立ち衿のカジュアルなシャツによく用いられるデザイン。


【 バンド・カラー (band collar) 】

スタンド・カラーの一種で、バンド(帯)状の衿を付けたもの。つまり、衿羽根(えりばね)のない衿腰(えりこし)だけのカラー。民族調のカジュアル・シャツなどに多く見られるが、最近ではフォーマルなシャツにも用いられるようになっている。


【 パイソン (python) 】

ヘビ類の中でも大きなヘビの類の総称。


【 パイピング (piping) 】

ほつれ止めや装飾のために、布の端をバイアステープや別布でくるんで始末する方法のこと。玉縁(たまぶち)ということもある。また、切り替え線に細いコード状のものをはさみ込んで装飾にすることもいう。→トリミング


【 パイピング・カフス (piping cuffs) 】

パイピングは「衣服に縁取りを付ける」といった意味で、袖口に細いバイアス布などで縁取りを付けたものをいう。ギャザーをとってふくらませた袖の始末としてよく用いられる。


【 パイプド・ステム (piped stem) 】

「パイプの柄(え)」の意味で、上から下までストンとしたストレート・シルエットのパンツ。ストーブパイプ・パンツ(煙突形パンツの意)ともいい、こうした名称は特にアイビー調のパンツを代表しているところからアイビー・パンツとも総称される。


【 パイル織 (pile fabric) 】

添毛織(てんもうおり)ともいう。地糸とは別にパイル用のたて、またはよこ糸を使って、織物の表面にパイル(輪奈や毛房)を織り込んだ織物、または組織のこと。パイルには2種類があり、(1)パイルをカットしたカット・パイル、(2)パイルをカットしないで、そのまま輪奈状に織り込んだアンカット・パイルがある。また、たて糸でパイルをつくったものを「たてパイル」、よこ糸でパイルをつくったものを「よこパイル」という。たてパイルにはモケット、ビロード、タオルなどがあり、よこパイルには別珍、コール天などがある。


【 パイレーツ・シャツ (pirates shirt) 】

「海賊(パイレーツ)の着るようなシャツ」という意味で、フロントに前立てをとり、それを結んで留めるようにした長袖のTシャツをこうよんでいる。色は白と紺が代表的で、スエット地やパイル地などでつくられるのが一般的。


【 パイレーツ・ルック (pirates look) 】

パイレーツは「海賊、海賊船」の意で、イギリスの小説家R・L・スチーブンソン原作『宝島』の物語を思わせるような、カリブ海の海賊たちの服装をモチーフとして展開されるファッション。パイレーツ・ストライプと呼ばれる太い横縞のTシャツや、膝下丈の細身のパイレーツ・パンツ、胸元にフリルの付いたゆったりとしたシャツなどがその代表アイテム。'80年代初めロンドンのヴィヴィアン・ウエストウッドが打ち出したのをはじめ、先鋭的なデザイナーたちによく取り上げられるスタイルのひとつ。


【 パイロット・シャツ (pilot shirt) 】

飛行機のパイロットのユニフォームに見るシャツ、またはそれに似たシャツのこと。エポーレットや、両胸にビッグ・ポケットが付いた男性用のスポーティな半袖のアウター・シャツで、多くは厚手の白いコットン地でつくられる。
特に、'78年から日本で新型として発表されたものを指す場合が多く、この夏は記録的な猛暑が続いたせいもあり、上着を着用する必要のないビジネス用のシャツとして一般化した。


【 パイロット・ジャケット (pilot jamper) 】

ピー・コートの別名。または、エイビエーター・ジャケットの別名でもある。


【 パウチ・ポケット (pouch pocket) 】

パウチは「小袋」の意で、ポシェットと同義。これに似たふくらみのあるパッチ・ポケットのこと。ポーチ・ポケットともいう。


【 パーカ (parka) 】

もとは、エスキモー人の用いる、トナカイなどの毛皮でつくった、フード付きの防寒上着のことをいったが、現在では、一般にフード付き上衣の総称となっている。防寒、防風、防水の素材でつくられ、アノラックやヤッケと同義に用いられることもある。また、ヨット・パーカのようにフード付きのスエット・シャツなども含まれる。


【 パゴダ・スリーブ (pagoda sleeve) 】

パゴダとは東洋の仏塔のことで、それに似て、袖の上部が細く、袖先に向かって広がっていく袖のこと。仏塔のように3段、5段などに重ねたものもある。


【 パジャマ・ルック (pajama look) 】

パジャマのシンプルでリラックスした要素をタウンウエア、パーティ・ウエア、リゾート・ウエアなどの中に取り入れたスタイル。'66年頃からエレガンス・モードの中にも登場し、ルーズなシャツやチュニック、パンタロンという組合せが多い。素材も綿、シルク、レーヨン、アセテートなど、さまざまで、目的と用途によってエレガントにもカジュアルにも表現される。


【 パース (purse) 】

財布(さいふ)の総称。もとは「巾着(きんちゃく)」、すなわち、口を紐で締めて腰にぶら下げる形の袋をいった。コインパースはこの一種で「小銭入れ」をいい、日本でいう「がま口」にあたる。なお、紙幣を入れる折りたたみ式の「札入れ」はウォレットやワレットといよばれる。


【 パスマントリー (passementerie) 】

フランス語で、飾り紐、組み紐などの紐類、フリンジタッセルなどの縁飾り、かた金銀のモールなどのブレード類を総称する。つまり、衣服に用いるトリミング用の装飾付属品のうち、リボンとレースをのぞくすべての商品郡が含まれることになる。


【 パック (pack) 】

「湿布(しっぷ)」の意で、美容用語では「美容塗布剤」をいう。スキン・ケアのためにパック剤を肌に塗ることを一般にパックといい、皮膚の角質層に水分を供給し、肌を引き締め、張りをあたえたり、毛穴の汚れを取り、肌を清潔に保つ、といった効果がある。顔に用いるフェイス・パック、身体に用いるボディ・パックがあり、パック剤にはゼリー状、ペースト状、泡状、粉末状のものなどがある。

パック


【 パッチ・アンド・フラップ・ポケット (patch&flap pocket) 】

貼り付け式のフラップ・ポケット、またフラップの付いたパッチ・ポケットの意。カジュアルなジャケットなどに多く見られるもので、封筒のような形をしていることからエンベローブ・ポケットの名もある。


【 パッチ・ポケット (patch pocket) 】

パッチは「継ぎ布をあてる」の意で、衣服に切り込みを入れずに外側から布を張り付けた「張り付けポケット」の総称。表側に付けられることから、アウト・ポケット、セットオン・ポケットということもある。


【 パッチワーク (patchwork) 】

パッチは「はぎ合わせ、継(つ)ぎ当て」の意味で、さまざまな色・形の違う布をはぎ合わせて模様をつくることをいう。主にベッド・カバーや敷物、衣服などに用いられる。


【 パット・デレファン (pattes delephant) 】

フランス語で「象の脚」のこと。性格にはパンタロン・ア・パット・ド・エレファン。単にパット・ド・エレファンともいい、象の脚形をしたパンツ、いわゆるベルボトム・パンツの一種を指す。本来は極端な裾広がりのシルエットのものをいうが、現在では短めの丈で、裾が少し広がったタイプをこう呼ぶ傾向がある。英語ではエレファント・パンツという。


【 パナマ・ハット (Panama hat) 】

パナマ帽ともいう。エクアドル、コロンビアなどの中米産の椰子に似たパナマ草の若葉を細く裂いて日に晒し(さら)し、それを手で密に編んだ盛夏用帽子の総称。少し黄みがかった色(クリーム色)が特徴で、中折れ帽型などさまざまな種類がある。なお、この名称は産地がパナマなのではなく、出荷港がパナマ市のためとされる。帽子の起源は14世紀中頃とされるが、’06年に米国大統領セオドル・ルーズベルトがパナマ運河で求め、好んでかぶったことからの名称という説もある。


【 パニエ (panier) 】

本来は「籠 (かご)」の意で、スカートをふくらませるための腰枠形式のアンダースカートのことで、英語のフープとほぼ同義。ちょうど籐の籠をスカートの左右に入れているように見えるため、この名がある。18世紀(ロココ時代)の婦人たちに用いられたもので、基本的には、針金や鯨の髭(ひげ)、籐などで枠を作り、ウエストに紐を縛って留める形式だが、ペチコートに鯨の髭などフープを縫い付けたものが多かった。さまざまな大きさがあり、時と場所によって衣装同様に着替えられたという。18世紀末に再びバッスルが流行するまで用いられたが、現在でも張りののある素材などでつくられた、スカートを広げるためのアンダースカートをパニエとよび、ウエディング・ドレスなどの下に着られている。


【 パネル・スカート (panel skirt) 】

パネルは「縫いばめ、飾り布、はめ板といった意味で、パネル使いをデザイン上のアクセントとしたスカートをいう。たとえば、スカートと共地の布を短冊のように重ねて下げたものなどがある。またプリント柄などの別布を「はめ板」のようにうまくはめ込んだデザインのものもこうよばれる。

パネル・スカート


【 パネル・ドレス (panel dress) 】

パネルとは「枠、羽目板、長方形の縫い飾り」の意味で、ドレスの身頃やスカートなどに共布や別布をはめ込んだり、型やウエスト、裾などから布を垂らして、量感や装飾性を出したドレスのこと。


【 パネル柄 (panel pattern) 】

パネルとは「一仕切、一区画、一わく」という意味で、1枚の絵のような柄が配置されたものをいう。捺染柄の場合、大体75〜80cmの間隔でくり返されている。


【 パフ・スリーブ (puff sleeve) 】

パフとは「ふくらませる」の意でギャザーやタックなどで袖山や袖口をふくらませた袖のこと。袖丈は長いものから短いものまでさまざまある。バブル・スリーブと同義。


【 パーマネント・プリーツ (parmanent pleat) 】

パーマネントとは「永久の・永続の」という意味で、プリーツの襞山(ひだやま)が洗濯などでも簡単にはとれないように加工されたプリーツのこと。この場合の特殊加工をパーマネント・プレス加工という。


【 パラシュート・ドレス (parachute dress) 】

パラシュート(落下傘)形のドレス。襟元や胸の切り替え線からプリーツやフレアーを入れるなどして、ちょうど落下傘を思わせるような裾広がりのシルエットとしたもの。フランス語でパラプリュイ(雨傘)・ドレスとよばれるものも同様のアイテム。


【 パラソル・スカート (parasol skirt) 】

パラソル(婦人用日傘)の形を思わせるスカート。三角形の布地を縫い合わせて、全体にフレアーを出したもので、アンブレラ・スカート、パラシュート・スカートと同義。


【 パラッツォ・パンツ (palazzo pants) 】

パラッツォはイタリア語で「王宮・宮殿」の意。これを英語読みにしてパラゾー・パンツともいう。まるでイタリアの宮殿ではくような、ということからこうよばれるもので、全体にたっぷりとした広がりをもち、一見スカートのように見えるエレガントな夜向きのパンツをいう。'72年に極端なフレアード・パンツのひとつとして、ニューヨークを中心に流行したのだが、スカート・パンツなどの人気から再浮上した。


【 パール (pearl) 】

英名はパール。生きた真珠貝の分泌物から形成され、表面をオリエントといわれる七色の光沢(真珠光沢)を放つ真珠層で被われた天然産物のことで、天然真珠と養殖真珠、また生息水域によって海水真珠と淡水真珠に分けられる。一般に市場に出まわっている真珠は、海水産のアコヤ貝からとれる養殖真珠であることが多い。冠婚葬祭などに広く用いられるが、熱や酸に弱い。


【 パール・バッグ (pearl bag) 】

ハンドル(持ち手)の部分にパールを施した婦人用のバッグ。もとはアビオン・ド・ヌーベル社のオリジナル商品。その独特のデザインからパール・バッグと俗称されるようになり、亜流もたくさん生まれている。本物はグログラン(絹に畝をとった素材)を用い、12色で展開されている。同社では、これに続いて竹をハンドルに使った「バンブー・バッグ」を発売して、高い人気を博している。


【 パールトーン加工 (pearltone) 】

京都のパールトーン社が開発した、防水加工、酸化防止加工の一種。同社が開発した特殊な薬剤を使って、真空浸透加工するもおので、特徴としては、(1)湿気を近づけず、縮緬(ちりめん)などの縮みや絞りの伸びを防ぐ、(2)白色の変色を防ぐ、(3)撥水性があり、防水と防汚の効果、(4)金、銀、ラメの変色防止効果などがあげられる。呉服などに使われる金箔や絞りに効果がある。


【 パレオ (pareo) 】

長方形の布を腰に巻き付けて着る腰巻風スカートのこと。南太平洋のタヒチ島の人々に見られるスタイルで、これに似せたものをパレオ・スカートともよぶ。


【 パンク・ファッション (punk fashion) 】

70年代半ば、ロンドンの若者風俗から浮上してきたファッションで、「セックス・ピストルズ」に代表される、破壊的なパンク・ロックのステージ・コスチュームから広がったとされる。悪魔的なメークアップ、鋲打ちの黒革のジャンパーや細いパンツ、メッセージ入りの派手なTシャツ、安全ピンやカミソリ、チェーンなどをアクセサリーに使った、反抗的で攻撃性のあるファッションとして知られる。その後、世界的な広がりをみせ、反体制ファッションのシンボルともなっている。


【 パンク・ヘア (punk hair) 】

パンク・ファッションに見られる髪型のこと。典型的なものとしては、金色など派手な色のメッシュを入れたものや、模様を入れて刈り込んだ“丸刈り”、前髪や頭頂部に逆毛を立てて、ディップや砂糖水で固めたもの、中にはとさかのように高くしたものもある。

パンク・ヘア


【 パンタクール (panta-court) 】

パンタロンにクール(フランス語で短いの意)ということばをかけ合わせた造語。すなわちパンタロンを膝下で切り取ったような短い丈の婦人用パンツのことで、パンタロン流行の後を追って、’70年頃に登場した。ミディ・スカートのパンツ版として話題を提供したためにミディ・パンツともよばれた。ガウチョ・パンツと同じもの。


【 パンタロン (pantalon[仏]) 】

フランス語でパンツ(ズボン)の総称。語源はイタリア喜劇の道化役パンタロンを演じた俳優パンタローネの衣裳のズボンからといわれる。フランス革命(1789)以後、キュロットに代わって着用された男性用のズボンや、19世紀初期に女性のスカートの下にはかれた装飾的なズボンのこともいう。日本では、特に1967年頃〜1970年代初期に流行した裾広がりのズボンをさす場合が多い。


【 パンプス (pumps) 】

履き口を大きくカットして、足の甲を露出させたスリッポン(紐や留め具を用いずに履く靴)型の浅靴の総称。広義ではロー・ヒールからハイ・ヒールまでを含めるが、一般には3cm以上のヒールが付いたものをいう場合が多い。婦人靴の基本型となっている。


【 ビキニ・ショーツ (bikini shorts) 】

股上のごく浅い、小さな女性用ショーツ。水着のビキニにヒントを得てつくられ名づけられたもので、レギュラー・ショーツ(一般形)との中間にある腰骨にひっかかるほどの長さのものは、セミ・ビキニ・ショーツとよばれる。ちなみに男性用のこうした下着を、ビキニという名称に対抗する意味で「チェルノブイリ」と名付けた例がある。ともに原子力の持つ衝撃的なイメージからネーミングされたもの。

ビキニ・ショーツ


【 ピューリタン・カラー (puritan collar) 】

もともとは清教徒(ピューリタン)の宗教服に見られる純白の大きなフラット・カラーをいうが、現在ではこれにヒントを得て作られた幅の広い大型の衿をこのようによんでいる。色は白で、かたく糊付けされたものが多い。

ピューリタン・カラー