FashionDictionary TOP


頭文字から選択
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | | | |
| | | |
|
|
| | | | | |
| |
|
|
|
|
| A | B | C | D | E |
| F | G | H | I | J |
| K | L | M | N | O |
| P | Q | R | S | T |
| U | V | W | X | Y |
| Z |
|
|
|
|

カテゴリから選択
ファッションビジネス
デザイナー
素材・ディテール
アイテム
ルック&スタイル
その他
 「 K 」

【 カーキ (khaki) 】

濃いオリーブ色。サンスクリット語で「土ぼこり」を意味し、大地とのカムフラージュ・カラー(保護色)として、陸軍の戦闘服などに多く使われる色。


【 角帽 (kakubou) 】

イギリスやアメリカの大学で儀式のときにかぶる角型の帽子。正方形で水平なボート状のものが、頭頂部に付くのが特徴で、その中心から房が垂れ下がったデザインとなっている。英語ではモーターボード・キャップ(左官がモルタルを受ける四角い板をモーターボードといい、それに似ていることから)とかカレッジ・キャップ(四角い木皿の意から)などという。日本では1886年に帝国大学の制帽とされたが、現在では特に早稲田大学の学帽として有名。


【 絣 (かすり) 】

糸を部分的に防染(ぼうせん)して染色し、それをたて・よこに使って織り、防染部分で模様をつくる織物、またはその模様をいう。絣は柄により、十字絣(じゅうじがすり)、井桁絣(いげたがすり)、亀甲絣(きっこうがすり)などがあり、産地により久留米絣(くるめがすり)、伊予絣(いよがすり)、備後絣(びんごがすり)などがある。また製法にも締切絣(しめきりがすり)、織締絣(おりじめがすり)、板締絣(いたじめがすり)、摺込絣(すりこみがすり)、経糸捺染(たていとなせん)などがある。


【 カチューシャ (katyusha) 】

ヘア・バンドの一種で、両耳の後ろで留まるようになったもの。ワイヤーやプラスチックなど柔軟性のある素材が使われ、造花を飾るなど、デザインは多彩。ロシアの文豪トルストロイの名作「復活」の女主人公の名前にちなんで、この名が付けられたもの。


【 カッターシャツ (かったーしゃつ) 】

ドレス・シャツの日本的呼称のひとつ。同じ意味をもつワイシャツが関東を中心に広く使われているのに対し、これは主として関西地方で多く用いられている用語。カッター(ボートの一種)競技のユニフォームにちなむという説があるが、実際は日露戦争に勝ったことを記念して名付けられた日本のメーカーの商品名からきたもの。なおワイシャツはホワイト・シャツ(白いシャツ)のホワイトが訛って「ワイ」となったもの。


【 カット・アンド・ソーン (cut&sewn) 】

ニット生地を裁断して縫製した製品のこと。織物の場合には使われず、ニットだけのことばである。ニットには1着ずつ編み立てる成形編があり、これとの区別のために用いられる。カット・ソーン、カットソーともいわれる。


【 割烹着 (かっぽうぎ) 】

炊事をする時になどに汚れを防ぐために衣服の上から着る婦人の家庭着。膝上丈で、前身頃と袖をおおう、後ろ明きの上っ張りで、筒袖の袖口はゴムで締め、衿ぐりに綿レースなどを施したものも多い。素材は白のブロードが代表的であるが、最近はファッショナブルな色柄物も多く出まわっている。


【 鹿の子編 (かのこあみ) 】

平編の変化組織による編地。編地の表面に隆起や透かし目をつくり、鹿の子絞りのような網目柄をあらわしたもの。平編にタック編を併用してつくるが、その併用のしかたによって、1.並鹿の子、2.浮き鹿の子、3.表鹿の子、4.総鹿の子、5.たて縞鹿の子、などの種類ができる。ポロ・シャツなどに主として使われる。


【 カバヤ (kabaya) 】

インドネシアなど東南アジア諸国の男女が用いる民族衣装のひとつ。本来は白のコットン製の軽い上着で、女性はレースや刺繍をあしらったものが多く、サロンとよぶ腰巻状の衣装などと共に着用する。主に筒袖で、衿はなく、前明きはピンで留めて着る場合もある。なおマレー地方でサロンと共に用いるゆったりとした上着は、特にバジュとよばれる。


【 カモフラージュ・ルック (camoflage look) 】

迷彩ルックともいう。主に陸軍の戦闘服に見られるもので、大地や木々などとの保護色(カモフラージュ・カラー)や迷彩柄(緑と茶色を使った独特のプリント)を用い、敵の目をくらませるために背景と識別しにくくした服装のこと、あるいはこれをヒントにしたものの総称。


【 カール・ラガーフェルド (Karl Lagerfeld) 】

〔1938〜.ドイツ;ハンブルグ〕ドイツの裕福な家庭に生まれ、デザインガを描くことが好きだった彼は、14歳の時に両親を説得して勉強のためにパリに渡り、16歳でIWS主催デザインコンクールのコート部門で優勝する。その後〈ピエール・バルマン〉〈ジャン・パトゥ〉を経て、'63年に独立。フリーランスとして活動を開始し、〈クロエ〉〈フェンディ〉〈シャルル・ジョルダン〉などと契約、プレタ・ポルテ界の寵児として注目を集めた。'83年に〈シャネル〉のデザイナーに就任。オート・クチュール、プレタ・ポルテの両部門を手がけ、'86年にはデ・ドール賞を受賞など成功をおさめ、メゾンと共に自身の名声を高めていった。'84年〈カール・ラガーフェルド〉ブランドをスタート。〈シャネル〉とは異なった趣で、洗練された大人のセンスをもったラインを打ち出している。'92年には、一時離れていた〈クロエ〉のデザイナーに返り咲き、〈フェンディ〉〈シャネル〉と自身のメゾンを含4つのメゾンのデザイナーを兼任。その才能を遺憾なく発揮している。


【 カンカン帽 (かんかんぼう) 】

英語ではボーターという。てっぺんを平らにした円筒形の低めのクラウンと、水平なブリムを特徴とした夏向きの麦わら帽子で、ストロー・ボーダー、ストロー・ハットともいう。多くは黒のハット・バンド(リボン状の帯)が付き、夏の正式な紳士服として用いられた。カンカンの名称は、ブリムが固くつくられているところから、その状態を指して呼んだものとされる。なお、女性向きのこ型の帽子を、フランス語でキャノチエとよんでいる。


【 カンガルー・ポケット (kangaroo pocket) 】

エプロンやヨット・パーカー、またはオーバーオールなどの、胸からお腹の部分に付けられた大きめのパッチ・ポケット。カンガルーの腹袋を思わせるところからこの名が生まれた。


【 カンフー・シューズ (kung fu shoes) 】

カンフー(功夫)は中国式憲法のことで、中国式の簡単なつくりの靴をいう。多くは黒の綿製の、ペタンとしたスリッポンで、中国ブームやカンフー映画のヒットから日本でもカジュアル履きや室内履きとして用いられるようになったもの。

カンフー・シューズ


【 菊袋 (きくぶくろ) 】

袋物の一種。口を紐で絞めくくるようにした手提げ袋で、絞めた時に口もとが折り返り、ちょうど菊の花のように見えるところからこの名がある。

菊袋


【 キッチュ (kitsch[独]) 】

ドイツ語で「下品な、俗悪な」という意味。一般的な美意識とは異なるアバンギャルドで悪趣味な、まがいもの的なものに対することば。


【 起毛 (raising) 】

布の表面から毛羽(けば)をかきだすこと。これにより布の表面を毛羽が覆い、手ざわりがソフトになり、厚みがでて温かみのあるものとなる。片面起毛、両面起毛があるが、毛羽をかき起こす方法に乾式起毛と湿式起毛がある。湿式は乾式にくらべ起毛効果がよい。また毛羽をかき起こすには針布(しんぷ=針金を植え付けた布)によるものと薊(あざみ)の実を使うものがある。綿ネルなどは針布、上質の毛織物はあざみを使う。


【 キモノ・スリーブ (kimono sleeve) 】

身頃から続いて断ち出された袖で、和服の袖に似ていることからこうよばれる。長さはさまざまである。


【 キューバン・ヒール (cuban heel) 】

前部が靴底に対して垂直、後部が前に傾斜した形を特徴とする太めのヒールのこと。スタック・ヒールが多く、婦人靴に用いられるほか、ウエスタン・ブーツにも特徴的に見られる。キューバンは「キューバの、キューバ人の」の意。


【 キーユ (quille) 】

石工が使う大楔(おおくさび)のことだが、本来はフランス語で九柱戯(きゅうちゅうぎ=玉をころがして9本の柱を倒す遊び)というゲームに用いるボーリングのピンに似た柱を指す。ファッション用語では形がこれに似た三角形の布片をいい、スカートのフレアーを出すために裾などに差し込んで用いられる。同種のものにゴテ、英語ではゴデット、がある。


【 切りポケット (きりぽけっと) 】

表布に切り込みを入れて、内側に袋を付けたポケットのことで、セットイン・ポケットと同じ。


【 キルティ・タン (kiltie tonghue) 】

靴の甲の履き口から舌革(タン)を外に折り曲げて短冊状の切込みを入れた飾りのことで、単にキルト、キルティ、またショール・タンともよばれる。ゴルフシューズによく見られるデザイン。キルティ・タンはもともとスコットランドの兵士の服に付けられていたギザギザのフリンジ飾りの意味をもつ。これのモカシン型のものをキルティ・モックスとよぶ。

キルティ・タン


【 キルト (kilt) 】

スコットランドの伝統的な衣裳で男性のはくスカートのこと。膝丈の、プリーツ入りの巻きスカートで、ウールのタータン・チェック柄を特徴とする。本来、スコットランド高地人や連隊の軍人たちの正装とされたもので、現在はギリシャ人男性の用いるファスタネーラと並んで、珍しい男性のスカート・スタイルとして知られる。


【 巾着隠し (きんちゃくがくし) 】

巾着のような形をしたポケットのことで、ポケット口にギャザーを入れたパッチ・ポケットをいう。巾着は日本で古くから用いられている上部を紐などで絞った袋物の一種で、主に腰に下げる装身具のひとつとして使用された。


【 ギャルソンヌ・スタイル (garconne style) 】

ギャルソンヌはフランス語で「少年のような娘」の意。'20年代のアール・デコのファッションを代表することばとして用いられるが、髪型としては当時流行した「断髪(だんぱつ)」型のショート・ボブを指す。ボブより、さらに短く頭にフィットし、女らしさを出したもの。


【 クリムソン (crimson) 】

やや紫みのある深い赤。クリムソンとは、赤の染料として使われていたエンジ虫の仲間ケルメスのサンスクリット語で、カーマインと同語源。


【 クルタ (kurta) 】

主にパキスタンからインド北西部一帯にかけてのパンジャブ地方で着られるチュニック型の上衣。衿なし、または細幅の立ち衿が付き、シャルワ、あるいはチェリダルスという、ゆったりとしたズボンと共に着用される。衿もと、袖口、裾などに刺繍を施すことが多く、鏡をはめ込んだ独特の刺繍が用いられる。同種のものにカフタン・シャツがあり、共にインドから中近東一帯にかけての雰囲気をよくあらわす民族衣装として知られる。


【 ケニア・バッグ (Kenya bag) 】

天然の麻でざっくりと編まれた買い物籠風の素朴なバッグ。鮮やかな色使いや太い横縞を特徴にしたもので、この雰囲気がアフリカのケニアのイメージをもつため、それにちなんで付けられた名称。


【 ケピ (kepi[仏]) 】

フランス将校の軍帽、また、フランスの学生帽、警察帽、郵便配達夫の帽子など、いわゆる官製の帽子の総称。多くは前びさしが付き、頭頂部が平らで、円筒形を特徴としている。


【 ケリー・バッグ (Kelly bag) 】

錠の付いた、台形のハンドバッグ。かちっとしたかぶせのふたにゴールドの錠前が付き、それを開けるための革製ケース入りの鍵が付いているのが特徴。本来はフランスのエルメス社の製品で、もとは狩猟用として馬の鞍につけたバッグを'30年に婦人用のハンドバッグにつくり変えたもの。ケリー・バッグの名は、アメリカの映画女優で、のちにモナコ王妃となったグレース・ケリーが妊娠中のお腹を隠すために持っていたこのバッグが雑誌に紹介されたことに由来するもので、現在ではハンドバッグの基本型のひとつとして、変わらぬ人気がある。


【 ケルト (Kelt) 】

自然の黒い毛と白い毛を懇望した太い紡毛糸で織った、スコットランド産の熱い紡毛織物。コートやスーツ地に使用される。


【 ケンプ (kemp) 】

羊毛の死毛で、短くて太くて硬く、銀白色に光って見える毛のこと。病気や栄養不良、老化した羊などに多い。独特の粗野な雰囲気を出すために、紡毛太番手の織物やツイードなどに混入して使われる。


【 香水 (こうすい) 】

芳香性化粧品(フレグランス)のひとつで、香料をアルコールに溶解してつくられる。英語でパヒューム[perfume]、フランス語でパルヒュム[parfum]という。フレグランスはアルコールの純度、香料の濃度、持続時間などから、香水、オー・デ・パルフォム、オー・デ・トワレ、オー・デ・コロンに分けられているが、香水はアルコール純度や香料濃度がもっとも高く、99.5%と純度の高い上質アルコールに15〜25%の割合で香料を溶け込ませたものをいう。香りの持続時間も5〜7時間と長い。また香りとしてもっとも完成度が高く、まろやかで深みやコクがあり値段も高い。


【 小鋏 (こばさみ) 】

握り鋏ともいう。仮縫いの切りじつけやミシン縫いの糸切りなど、細かい仕事をする時に使われている。日本独特のもので、昔は大型のものもあり、布地の裁断にも用いられた。

小鋏


【 紺チノ (こんちの) 】

紺色のチノーズをいう。'90年代になって現れたファッショナブルなトラッド・アイテムの一つ。


【 ナイフ・カット・タイ (knife cut tie) 】

先端がナイフのように大きく斜めにカットされたネクタイ。普通、ネクタイの先の部分は大剣(たいけん)、小剣(しょうけん)共に三角形にカットされているが、これは一方的に斜め切りして、新しいデザイン感覚を表現している。単にカット・タイともいう。

ナイフ・カット・タイ


【 ニー・レングス (knee length) 】

ニーは膝(ひざ)の意で、膝丈のこと。膝頭(ひざがしら)の真ん中くらいの丈をいい、コートやスカート、ドレスでは、これが標準的な長さとされている。膝頭より上の丈を膝上丈(ひざうえたけ)とよび、この丈の靴下はオーバー・ニー・レングスという。また、膝頭より下の丈は膝下丈(ひざしたたけ)という。


【 ニッカー・ホーズ (knicker hose) 】

ハイ・ソックスの一種。ニッカーボッカーズをはくときに用いる、厚手の長靴下のこと。素材はウール地でリブ編、ジャガード編などでつくられ、無地のほかアーガイル柄などもある。登山やスキーにも用いられる。


【 ニッカーボッカーズ (knickerbockers) 】

単にニッカーズ、またはプラス・フォアーズの名でもよばれる。膝下丈で、裾口をボタンかバックル使いのストラップで絞ったカントリー調のゆったりとしたズボン。素材はツイードやフランネル、綿などが中心。1863年頃から流行したといわれ、’20年代にはゴルフ用のズボンとしてよくはかれ、現代では、登山や、カジュアル・パンツのひとつとしても用いられる。ニッカーボッカーとは、今のニューヨーク市に移住したオランダ移民をいい、彼らがはいていた半ズボンに由来するといわれてる。


【 ニッテド・カフス (knitted cuffs) 】

ジャンパーなどによく見られる、袖口にゴム編などのニットが付いているカフスのこと。


【 ニット・ドレス (knit dress) 】

ニットでつくられたドレスの総称。手編みや機械編みによるドレスのほか、編地使いのカット・アンド・ソーンのドレスも含まれる。