EDITOR'S COLUMN

Hiroka Okano/NEW YORK

ニューヨーカーの“イット”バッグYANA Handbag

2010.06.16
text : Hiroka Okano

季節もすっかり春から初夏に変わりつつあるニューヨークですが、この時期になるとニューヨーカーがいっせいに気合いを入れるのがナイトライフ・ファッション。週末のナイトスポットにはたくさんのお洒落ニューヨーカーが集まり、最新ファッションを身につけてストリートを賑わせています。今回はそんなパーティ・ファッションに欠かせないアイテムのひとつ、YANA Handbagのご紹介。

YANA Handbagのデザイナー

シカゴ出身デザイナーAyana Evansは、IVYリーグ・ブラウン大学を卒業後フィラデルフィアの大学院でペインティングを専攻し、その後ペインター/インスタレーション・アーティストを夢みてニューヨークへ。しかしその直後に911テロ事件が起きてしまい活動が思い通りにいかず、しばらく戸惑いの日々が続きました。そんなとき、ファッションの中でも彼女が最もこだわりを持つバッグへと気持ちがシフトし、バッグデザインや革製品のことなどを深く追求するためFITへ入学。アパートのキッチンを作品づくりの場にしてバッグデザイナーとしての生活がスタートしました。そしてそのキッチンでたくさんのアイディアや技術、夢などを描き続けたのちにYANA Handbagのシグネチャーバッグ、ベルトポーチが完成。ベストセラーであるベルトポーチは、Ayanaがデザイナーとして活動し始めたころからのデビュー作品なのです。

YANAの定番ミニベルトポーチ

ニューヨーカーの仕事用バッグの中にはクラッチが潜んでいる、と言われるほどニューヨーカーはパーティバッグ好きで有名です。デスティニーズ・チャイルドのケリー・ローランドもファンのYANA Handbagのベストセラーベルトポーチ“Keepin It Real”は、ショルダーにもなる便利なポーチで、まさにバッグの中に忍ばせておきたいバッグのひとつ。シンプル、ラグジュリアス、スタイリッシュをキーワードにデザインされ、生地にはラムスキン、ヘビ、デニムにサテンキルトなどを使用。コレクションも豊富な上にリーズナブルなのでここ数年で人気を集めメディアでも話題になりました。人とは違うユニークなパーティ・アイテムを身につけたいニューヨーカーにはぴったりなバッグなのです。

2010秋冬コレクション「THE MUSE COLLECTION」

大人気のベルトポーチ以外にも、大きめサイズの2WAY クラッチ、サッチェルのショルダーバッグやホボハンドバッグなどとコレクションも豊富。そして新作ベルトポーチの秋冬2010のコレクション「THE MUSE COLLECTION」は、ファンタジーとリアリティ、ネイチャーと環境をテーマにクリエイトされたもの。キルト生地のベルトポーチにフリンジやチェーンがあしらわれ、ブローチやネックレスにもなるヴィンテージ風ローズのマルチ・ペンダントトップもアクセントとして光り、ホリデーシーズンには大活躍するイット・バッグです。さらにこのコレクションのバッグは、環境に優しい仕上がりという面でも特徴的で、残革の再利用などのリサイクルレザーを使用していたり、天然の野菜染めレザーを使って化学薬品を減らすなど、環境面を考慮した地球に優しいエコバッグと言えるコレクションになっています。

現在日本では、札幌発のオンラインショップBzarでYANA Handbagが購入可能。近い将来日本各地、そして世界進出を目指して新たな展開を予定しています。

YANA Handbag
http://www.yanahandbags.com/

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Hiroka Okano
EDITOR
ニューヨーク在住ライター 岡野ひろか
東京生まれ。
アメリカの大学を卒業後、広告代理店、編集プロダクションを経て、2007年よりニューヨーク在住。
カルチャー、ファッション、ライフスタイルを中心にライターとして活動中。
好きなことは、旅、ヨガ、週末ブランチ。


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