EDITOR'S COLUMN

Hiroka Okano/NEW YORK

セレブニューヨーカーの夏の過ごし方

2009.08.19
text : Hiroka Okano

今年の夏はやけに雨や雷が多いニューヨークですが、ここ最近ようやく夏らしい日々がやってきました。街中にはタンクトップにサングラス、サマードレスにサンダル、といった姿の女子たちが目立ちはじめ、カフェのテラスでお喋りする彼女たちをみていると、つい夏のバケーションでもプランしているかのように思えてしまいます。今回のコラムは、お金持ちニューヨーカーの夏のバカンスについて。アメリカ東海岸ならではのセレブサマーをご紹介します。

セレブが集まるイースト・ハンプトン

EAST HAMPTON

リッチなニューヨーカーの夏のバカンスといえば、イースト・ハンプトン。TVドラマ「Sex and the City」でもキャリーたちが夏休みを過ごしていたのがここで、お金持ちニューヨーカーの間では、イースト・ハンプトンにサマーハウスをもつことがステイタスでもあるほど、上流階級の人々が年々訪れるビーチリゾートです。ロングアイランドの端っこに位置するイースト・ハンプトンは、マンハッタンから車で2時間半ほど。ホワイトを基調にしたクラシカルな家並みが続き、小さな池には白鳥、大きな木々が立ち並ぶメイン・ストリート…。そこはまさにブルジョアの匂いが漂う避暑地であり、ソーシャライツと呼ばれる財界人たちの社交の場でもあるのです。また、ダナ・キャランやパフ・ダディ、スティーブン・スピルバーグなど多くのセレブたちもイースト・ハンプトンにセカンドハウスを構え、彼らが主催するパーティや試写会、イベントの多くが行われるセレブ・スポットとしても知られています。

夏だけオープンするポップアップ・ストア

Steven Alan

外装をホワイトやブリックで統一されたエレガントな雰囲気のメイン・ストリートにはたくさんショップやレストランが連なり、主に、ラルフ・ローレン、J Crew、マイケル・コース、トリー・バーチといった東海岸ニューイングランド風のブランドがずらり。中には、初夏から秋までの期間限定ショップとして「ポップアップ・ストア」も登場し、毎年いくつかのブランドがイースト・ハンプトン店をオープンします。そして今年オープンしたのが、ユニクロとのコラボレーションプロジェクト「デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト」に参加したスティーブン・アラン。プレッピーの雰囲気に包まれつつ、デザイン性のある都会的感覚も盛り込んだアメリカン・カジュアルなブランドで、イースト・ハンプトン店では、夏物をメインにタオルやビキニ、ブランケットなど、ビーチグッズの限定品が取り揃えられていました。

ハンプトン・スタイルの基本はアメリカン・トラッド

BROOKS BROTHERS

先ほども話したように、イースト・ハンプトンで見かけるファッションは、まさに東海岸の洗練されたニューイングランド・エレガンスが主流。ここではポロシャツはマストなの?というほど、通りを行き交うほとんどの男性がポロシャツにショーツ、足元はデッキシューズを素足履きといった王道カントリー&トラッドスタイルでした。そして女性の方も、マリンやプレッピーといったアメリカン・エレガントを基盤に、そこからセクシーゴージャス、またはボヘミアンテイストへとツイストしている人たちを見かけました。また、プレッピー女子のマストジュエリーといえば、シンプルにそしてゴージャスに耳元を光らせる大粒のダイアモンド、またはパールのピアス。上品な女らしさを強調するその華やかな輝きは、彼女たちにとって欠かせない定番アイテムのようです。

RALPH LAUREN

美しい自然やビーチに囲まれる上流階級のリゾート地、イースト・ハンプトン。ぜひ一度、そこでアメリカン・トラッドの世界を垣間みてはいかがでしょうか。

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Hiroka Okano
EDITOR
ニューヨーク在住ライター 岡野ひろか
東京生まれ。
アメリカの大学を卒業後、広告代理店、編集プロダクションを経て、2007年よりニューヨーク在住。
カルチャー、ファッション、ライフスタイルを中心にライターとして活動中。
好きなことは、旅、ヨガ、週末ブランチ。


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