
ロンドンはまだ本格的な夏とは言えませんが、ここ数日は25度を超える暑い日が続いています。夏本番を前にしたこの時期、初夏のトレンドではレトロチックなテイストが注目を集めています。

今シーズンの春夏コレクションでは80年代のレトロなテイストが、今っぽくグレードアップしたスタイルで登場し注目を集めています。80年代のエレメントを残したままで、新しくカムバックしたデザインを多くのメゾンが発表していました。
80年代のスタイルといえば、大きな肩パッド、ビビットなカラーや大胆なカッティング、パンクテイスト、それに加えて濃いメイクにビックヘアーなどを真っ先にイメージするかもしれませんが、今季はこのスタイルをベースにもっとシックに、現代っぽくアレンジされたスタイルが登場しています。
特にショップ・フロアーやウィンドーディスプレーで目に付くのは、クロップド・スタイルのトップ。レトロな雰囲気にインスパイアーされたデザインが各ブランドからさまざま登場しています。クロップド・スタイルは夏らしくそのまま1枚で着ることはもちろん、Tシャツの上から重ね着したり、ワンピースに合わせたり、着こなしの幅も広く、ガーリーにもマニッシュにもスタイリングできるアイテムです。
80年代を代表するスタイルの一つであるワンショルダーのワンピースも、プリント柄でレトロな雰囲気を残しながら、人気が復活。夏場に何かと重宝するワンピースですが、80年スタイルだとデイリーな着こなしでもドレスアップしたい時でもアクセサリー次第で活躍の場が広がるので是非お勧めしたいアイテムです。

フレアーやプリーツの入ったレトロな雰囲気漂うプロム・スカートの丈がぐんと短くなったスタイルが登場しています。ひざ上10cm~20cmぐらいのミニ丈で、ボリュームのあるスタイルを軽やかに着こなすのがポイント。 夏場でもカラータイツとあわせてポップな雰囲気を楽しんだり、Tシャツをインにしてベルトで遊び心を加えたり、レトロなテイストとモダンなスタイルのミックスでのコーディネートが主流です。
80年代は、とにかくそれ1点で主張のある個性の強いアイテムが中心。着こなしで失敗しないためのポイントは、全身をこのテイストでスタイリングしないこと。手持ちの洋服に、何か一点アクセサリーを取り入れるだけでも、普段の着こなしがずいぶん変わってきます。
クラッチバックはアクセサリーの代表アイテムの一つ。ゴールドチェーンのベルトもジーンズやパンツスタイルに合わせるだけで、グッとおしゃれに加えることが出来ます。ボリュームアップしたヘアースタイルもレトロ感抜群。ヘアーやメイクで取り入れるのは手軽でお勧めです。
また、大きめのバングルやブレスレットの重ね付けにも注目。ここ数シーズン人気の大振りバングルが思いっきり活躍しそうなのは80年代テイストの着こなしです。
昨年から続く経済危機の影響で、新しいものを買い控える傾向が続いているイギリス。それでもやっぱりおしゃれを楽しみたい!というファッショニスタの強い味方が、ヴィンテージショップやチャリティーショップ。80年代の掘り出し物も安い値段で見つかり、今シーズンのトレンドも取り入れることができるので、まさに一石二鳥!
この夏は「80年代スタイル」をワードローブに加えてみませんか?