EDITOR'S COLUMN

 Kaori Watanabe/FIRENZE

フィレンツェのウェディング・サロン訪問

2010.05.25
text : Kaori Watanabe

中世の街並みがそのまま美しく残っているフィレンツェ。歩いているだけでも歴史の中にタイムスリップしてしまいそうな、とてもロマンチックな気分に浸れてしまいます。そんな不思議な空気が流れている街で、ウェディングをあげてみたい!という夢を持つ女性は少なくないのではないでしょうか。今回は、街の中心地ドゥオモ広場の目の前にあるウェディング・サロンにお邪魔してきました。 

一気に心が癒されてしまいそうな素敵な空間

サロンはオフホワイトを基調としたインテリア

ドゥオモが目の前にあるというロケーションだけでも、すっかり心が浮き足立ってしまいますが、サロンに一歩足を踏み入れると、さらに、そこは上品で調和のとれた空間があり、一気に心が癒されてしまいそうです。 サロンの内装は、スタッフたちが意見を交換しながら定期的にチェンジします。今回のインテリアコーディネイトはオフホワイトとすみれ色が基調となっていて、とても春らしく、軽やか。「明るさ」「柔らかさ」「エレガントさ」は、一年を通して常に盛り込んでいる大切なテーマだそうです。 濃い目のパープルのカーテンがかかる窓から外を眺めてみると、なんと!そこからは、ドゥオモのオレンジ色の丸い屋根がすぐそこに見えます。なんだか、夢のような空間。 ロマンチックなウェディングをコーディネイトするにはピッタリのシチュエーションです。

洗練された大人のスタイルはヨーロッパの街によく似合う

ずらりと並ぶ美しいウェディングドレス

エントランスに入って右手すぐには、衣装室があります。ずらりと並ぶウェディングドレスの数は、だいたい80着くらいあるそうです。ふわふわ、ひらひらとした白いドレスたち、見ているだけで、またまた癒されてしまいそう。 今、人気があるドレスは断然「プリンセスライン」。肩紐のないビスチェタイプで腰から下はたっぷりとボリュームのあるシルエット。シルクサテンや、オーガンジー、シャンテリーレースなどの高級素材で作られた、上品でかつゴージャスなドレスです。 歴史のある成熟した石畳の街フィレンツェには、やはり、大人っぽくしっとりとしたイメージがよく似合います。ドレスは落ち着いたオフホワイト系が主流。人気のヘアスタイルは「ハーフアップ」。頭の上部分の髪をアップにし、残り部分はカールさせ、エレガントで上品でフェミニンな演出。そして、チョーカータイプのパール・ジュエリーを合わせ、洗練されたスタイルに。

パール・ジュエリー

フィレンツェの街とウェディング

オリジナル・ウェディングアルバム

こちらのオフィスで企画しているウェディングの式は、ベッキオ宮殿や街の教会で行われます。シニョーリア広場に面してあるベッキオ宮殿は、1299年から1314年にかけて建設された歴史的建造物で世界遺産にも登録されています。現在でもフィレンツェ市庁舎として利用されていて、「赤の間」と呼ばれる美しい部屋で執り行われるリーガル挙式は、市長立会いのもと、威厳ある雰囲気の中ですすんでいきます。 結婚式専用の施設で行われるのとは違った「本物の重み」を感じられるのが、最大の魅力だと話してくれたのは、今回お邪魔したワタベウェディング・フィレンツェ店の店長、岡田麻里さん。  麻里さんは、毎日ドゥオモを見上げながらオフィスへ通勤。「ウェディングという人生の中で最も幸せな瞬間を共に経験できるのは、本当にすばらしいこと」と感じているそうです。

フィレンツェ店・店長の岡田麻里さん

一生に一度の大切なイベントのために、素敵な演出をされているこちらのサロンを訪問してみて感じたことは、洗練されたお洒落というのは、自分ひとりの中のコーディネイトで終わらず、いる空間や、その街の雰囲気、その街の歴史とも美しく調和するのだな、ということ。ウェディングに限らず、日常のお洒落にも、参考にしていきたいと思いました。

WATABE WEDDING
http://www.watabe-wedding.co.jp/

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Kaori Watanabe
EDITOR
フィレンツェ在住ライター 渡邊香里
1995よりフィレンツェ在住し、コンテンポラリージュエリー作家として活躍。
オブジェ・写真等、様々な分野で作品を制作発表。
その傍らファッション系、海外情報系記事の執筆を行っている。
フィレンツェにて友人たちとアソシエーションを設立し、文化交流活動中。
URL: www.kaoriwatanabe.com


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