
地球環境に敏感な現代社会の様相が大きく反映されるのは、ファッションが常に時代の最先端のものを提案する性質があるからこそ。ブラジルでも、ファッション・リオ2009年春夏コレクションのテーマで「再考、リサイクル、更新」が取り上げられて以来、エコファッションに注目するブラジル人が急増中です。
また現在妊娠中のブラジル人スーパーモデルのジゼル・ブンチェンは、9月20日に国連環境計画の親善大使に任命されました。ブラジル、マット・グロッソ州の先住民、シングー(Xingu)族の森を守る環境保護活動に参加することとなります。今後ますますファッションと環境の関係がクローズアップされそうです。

そんなジゼル・ブンチェンですが、サンパウロファッションウィーク2010年夏コレクションでは、イメージモデルを務めるコルチより、ナチュラルなスタイルで登場。ニュートラルな同色系の色の重ね合わせは、今期のファッションウィークでは多く見られたスタイルで、セクシーさを兼ね合わせた独特なエレガントさも特徴。ベージュ、白、薄いグレーと、自分の肌に合ったニュートラルな色を選び、ゴージャスなナチュラルカラースタイルに挑戦したいものです。

ナチュラルな色をまとうだけがエコファッションではありません。ブラジル、ファッションの都、ミナス州発のブランド、auá(アウア)が提案するスタイルはまさに森をそのまま身に付けてしまうというもの。Auáとはブラジルのインディジナの言語、トゥッピー語で男、女、先住民、世界中の人々を意味します。
今回のコレクションは、ミナス州北部に住む先住民族、マシャカリ族の古代から伝わる模様や絵を織り込んだデザインが特徴です。auáのデザイナー、パトリシア・グエラと芸術家、カルロス・コエーリョとマルコス・ベンジャミンとのコラボレーションで、インディジナの模様だけでなく、石や木で身体を包むようなプリント柄が素敵です。

Mary Designの2010年夏コレクションのテーマは「木」。根、枝、花、葉、木の実、そして木に巣をつくる鳥たちがかわいいアクセサリーとなって登場しました。ポルトガル語でいう3つのR「reuse(再利用)・recicle(リサイクル)・reduza(削減)」はまだまだ始まったばかりですが、この3つのRこそがコンシエンス・エコへの道だとMary Designのデザイナー、Mary・Arantesは強調しています。このコレクションは、ポーランド生まれでブラジルに帰化した彫刻家、フランス・クライスバーグの作品に大きく影響を受けたといいます。繊細でかつ華やかなアクセサリーで、おしゃれに自然環境保護をアピールするのはいかがでしょうか。

今回紹介したブランドは、日本でも購入することが出来ます。コルチは横浜、ヘルコビッチ・アレキサンドレは代官山で。Auáは山口のAkemi-ya、Mary Designは東京代官山のGrisや中目黒のAnjinhos、神戸のClocheなどで。ぜひ実際に手を取ってみて、ブラジルの緑あふれる自然を身にまとってみるのはいかがでしょうか。今後さらに日本での展開が期待できそうです。
■Colcci オフィシャルWebサイトはこちら>>
■lexandre Herchcovitch Feminino オフィシャルWebサイトはこちら>>
■Triton オフィシャルWebサイトはこちら>>
■Gris オフィシャルWebサイトはこちら>>
■Anjinhos オフィシャルWebサイトはこちら>>
■AuáとMary Designを取り扱う、Guara オフィシャルWebサイトはこちら>>

