EDITOR'S COLUMN

Tomoko Delgado/LONDON

キュートなブラジルを持ち歩こう!

2009.06.24
text : Naoko Takahashi

南半球では、本格的な冬が到来。といっても日中は、半そでに汗をかく日もあるリオデジャネイロ。寒くもないのにブーツやコートでおしゃれを楽しむ、カリオカ(リオっ子)ですが、いつも持ち歩くバッグにもこだわります。今回は世界進出もめざましい、とっても「ブラジルな」バッグを紹介したいと思います。

ブラジルのシンボルバッグ

左からブラジル国旗バッグ、リオの風景モチーフバッグ

「ジルソン・マルティンス(Gilson Martins)」は、ブラジルの国旗色のバッグで世界的に有名になったリオデジャネイロ発のブランドです。ルーブル美術館、パリのデパート、ギャラリー・ラファイエットなどを経て、今期ニューヨーク近代美術館にも5つのアイテムが展示されています。ブラジルの国旗をファッションに取り入れた初めてのブランドでもあり、リオデジャネイロのキリスト像などのイメージを取り入れた、ポップでカラフルな色使いが特徴。ビニール素材でできたブラジル国旗の小さな小銭入れは、同ブランドのヒット作品で、世界中で年間5万個販売されているとか。といってもブラジル国旗のお財布やバッグを持ち歩くのはダイレクトすぎると思う人も多いはず。お勧めはリオデジャネイロのキリスト像や、風景をカットした革を、大胆に配色した遊び心満載のバッグです。いつもの服に合わせるだけで、存在感のあるブラジルモチーフをアピールできるはず。季節を問わず個性的なスタイルを演出してくれます。

「ブラジルの木」コレクション

左からアサイーをモチーフにしたバッグ、スギをモチーフにしたバッグ

アサイー、杉、イペー、キリモドキ、ジェキチバ、パウ・ブラジル。これらは全て、「1001レタルホス(1001RETALHOS)」の「ブラジルの木コレクション」に登場する木の名前です。ブラジルで典型的な木、絶滅寸前の木をモチーフに、ハンドメイドで丁寧に仕上げられています。パッチワーク、刺繍などで飾った手作りの温かみいっぱいのバッグは、リサイクル可能原料を使用しているのも特徴です。 日本では、三越でマーク・ジェイコブス、ケイト・スペードなどの作品に混ざって販売されています。独特の色使いが楽しめる、ブラジルの木バッグを持ち歩き、環境保護アピールをしてみるのも旬かもしれません。

プラスティックでできたキュートなバッグ

左からカンパーナ兄弟とのコラボレーション、ソブラルのバッグ

ブラジルを主張するシンボルを使用したものだけでなく、素材にこだわったカラフルでキッチュなバッグにも注目したいところです。ブラジル発シューズブランドとして定番になったメリッサは、カンパーナ兄弟とのコラボレーション・シューズを発表した際に、プラスティックでできたバッグもリリースしました。持ち手の部分まで気を使った繊細なバッグは、おしゃれポイントアイテムとして、夏期には大活躍しそうです。
そしてヨーロッパで大人気、フランスやドイツにも店舗を展開するアクセサリーブランド、「ソブラル(Sobral)」のかわいいバッグもブラジルらしい色使い!キャンディーのような色合いとジャンクなデザインは個性派スタイルを完成させるのにぴったりです。

毎日持ち歩くからこそこだわって選びたいバッグ。存在感のあるバッグがひとつワードローブに増えるだけで、スタイルの幅も広がりますよね。残念ながらブラジルのバッグブランドは、日本で購入できるものは多くはありませんが、ここで紹介したブランドは全てが世界に進出しつつあるものばかり。ぜひ今後の動きに期待したいところです。

Mジルソン・マルティンス ホームページ
http://www.gilsonmartins.com.br

1001レタルホス ホームページ
http://www.1001retalhos.com.br/

メリッサ ホームページ
http://www.melissa.com.br

ソブラル ホームページ
http://www.rsobral.com.br/pt/

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Naoko Takahashi
EDITOR
ブラジル在住ライター 高橋 直子
ブラジル、リオデジャネイロ在住のライター、カメラマン。
日本の雑誌を中心にファッション、経済、子育て、教育、文化、芸術、音楽など幅広い範囲にわたって情報を発信。
ブログ: http://anahiro.blog69.fc2.com/


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